ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2005年03月31日

現場です。

昨日加工した造作材を井本邸へ仕込みに行く。
お風呂場の額縁には防水に柿渋を塗ってみようと、井本氏がずいぶん前に買って持っていたという柿渋を使おうと、取り分けてみるが、なかなか出てこない。
しかも、やたらと臭いので、棒をつっこんで掻き出してみると、飲むゼリー状態のものがわさわさと出てきた。
なんじゃこりゃ!!と一瞬ひるんだが、なんてことはない中身がすっかり硬化してしまっていたのだ。
後で調べると、カキタンニンは硬化すると不溶性になるそうで、柿の実に褐色の粒状がみられるのは、そのせいだそう。
にしても、これじゃ埒があかないので、新しいのを買ってきてもらう。
新しいのを塗ってみると、前のより俄然発色が良かったので(当たり前だ!!)、お風呂の額縁だけでなく、回り縁からいろいろ塗ってみた。
前に塗ったとき、やたらと色が薄いと思っていたのだが、上澄みを塗っていた訳だから、そりゃそうだ。
柿渋が乾いてから、各部を納めたりなんだかんだで、結構遅くまでかかってしまった。

と思えば、今日は31日、ということは明日はエイプリルフール…。
細に触れず、今月はそんなとこ。

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2005年03月30日

いやはや

井本邸の造作材を加工するのに、朝から柿花さんに来てもらっていたら、現場のほうでユニットバスの組み込みでトラブル発生とのことで、クルマのない柿花さんを急遽現場へ送っていかなくてはいけなくなり、行ったらいったで、また仕事を増やして帰ってくることに…。
気を取り直して、お昼から増えた分も含めて作業を再開。
部材のカタチ的にどうしても自分で納めたいところもでてきたので、明日、予定になかったがまた現場に施工に行くことに。
とやかく言ってる間に、3月終わりな訳だが、どうしょう…。
えらいこっちゃ!!DE 今日はそんなとこ。(アルファベットでDEっていうのは、どうなのよ実際!?)

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2005年03月29日

交流会みたいな…。

夕方、名古屋の宮本家具工房の宮本さんが木工教室の生徒さんとご一緒にお見えになった。
大阪での木工家の方の展示会と家具ショップの見学で大阪へいらっしゃる脚をわざわざこちらまで延ばしくださるとのこと(後で聞いた話ですと、実は、このルートには、生徒さんへのカリキュラム的要素を含まれた深い意図があるのです。)で、こちらも、せっかく宮本さんがお越しくださるという機会を独りで独占するのも心苦しいので、普段、宮本さんのサイトをご覧になっている米田さんや、松下氏、柿花さんにも声を掛けて、この場を借りて、交流をさせていただくことに。
しかしまあ、さてこれ、こんなやりっ放しのところへ人が集うというのもなんなので、アトリエをちょっとは片付けないといけないと思ったものの、あれこれ出しているうちに収拾つかなくなってしまい、結局なにをやっていたのか…。
で、そんなこんなで夕方になり、宮本さんのご一行もお見えになり、あちこち見ないで…と思いながら、アトリエにご案内し、
こっちのメンバーも合流し出して、しばしの歓談と相成りました。
ご同行の生徒さんもフリーで木工家具製作を目指されているお若い方々で、お若い方を前にするといつもの長っぱなしに流れは傾く訳でありますが、宮本さんの手前もあって、自身じゃっかんテンパってることもあり、いつもの調子がでなかったのは、聞かされる側にはラッキーだったでしょう。
こちらのメンバーも、いつもネットで見ているご本人と情報を交換できたので、なかなかにいい時間だったと思います。
ただ、この場所、山のふもとということもあり、日が暮れると日中の温かさが嘘のように、急に冷え込んでしまうので、あまりじっくりお話しするには厳しい環境で、皆さんには申し訳のないことをしてしまいました。
過ぎてしまえば、あっという間だったので、せっかく来ていただいてもう少しなにかなかったのかと、後悔もありますが、まあ、泥臭い木工家業の現実を垣間見ていただくのもなにかの為にはなるかもしれないということで…。(そんなのわざわざ大阪の片田舎で見なくても…。)
なかなか賑やかな、今日はそんなとこ。(生徒の皆さん、騙されて連れてこられたと思わないで…。)

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2005年03月28日

春近し。

さてとまあ、ともあれ一段落ついたので次の仕事。
井本さんとこのキッチンもつくらないことには、台所なしで新生活も始められないし、これまたなかなか責任重大だ。
あんまり呑気に構えてられない。
ちょっとペースアップしていこう。

でもその後の仕事が…、残念!!(またそんな中途半端に半周遅れのネタを持ってこなくても…)

きょうはそんなとこ。(斬るとかは、もういいから。)

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2005年03月27日

ダメだし

お昼から、オープンルームで積木遊びの会の予定だったが、参加の応募もなかった(なかったってのもどうよ!?)ので、うちのこども達と積木で遊ぶ。
…いいんだよ、うちにはこんなにたくさん積木があるんだから、わざわざよその子供呼ばなくても、自分たちで遊んでいれば…。(そんなにいじけるなよ!!かっこわるいよ。)

ともあれ通信のほうは、なんとかかんとか仕上げたが、結局どれだけやったんだ。
だらだらと過ごしていたら、ろくなことないな、まったく。

やはり集中して事に当たらないと、ちゃんと結果には反映されない。
これじゃ、ちゃんと仕事してるとは、恥ずかしくて口に出せない。
気が緩んできた証拠だよ、ほんと。

しゃんとしないと、しゃんと。(かっこわる。)
しゃんしゃんしゃんとで、今日はそんなとこ。(締められないやろ、この状態じゃ。)

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2005年03月26日

…。

できてねぇんだよ、まったく。(おい、唐突にどうしたんだ!?)
ほっといてくれよ、俺のことなんか…。
今日はそんなとことか、じゃねぇんだよ!!
ったく!!

(解釈いたしますと、今日も木の暮し研究会通信の編集を仕上げようとパソコンの前に座ったはいいが、煮詰まってしまい、行き詰った時に心の弱さに勝てない彼はそのままネットの海を彷徨い、そして彼自身がフリーズ。編集作業は頓挫、週末発行はできずじまい。そんな自分に、自己嫌悪を感じつつ、それを誤摩化そうと悪態をつくという、齢37歳の成人男子とは思えない行動を取っている訳です。「きょうはそんなとこ。」)

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2005年03月25日

広がる恐怖

編集編集なのだが、なんかネタがうまく集まらないし、手が進まない。
もう、集中力が不足するのって、なにかの栄養素が足りないのだろうか?
これ長引かせても、制作に跳ね返るだけなのに、もう。

懺悔
ついテレビをつけると金八先生の最終回スペシャルをやっていたので見入ってしまいました。
いままで全然見てなかったのに、最終回マニアの視聴者を狙ってこれまでのあらすじまで長々とやってくれちゃってたもんだから、つい…。
なにがどう転んでも、予定調和なんだから…、金八にバッドエンドなんかありえないんだから…。

ああ、ここもまた魔の空間なのか…。
(だから、それは自分の気持ちの問題なんだって。)

ぎゃー!!
僕のせいじゃない…、僕のせいじゃない…、

き・ょ・う・は・そ・ん・な・と・こ。(二日目はいいから…。)

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2005年03月24日

魔の空間

週末に木の暮し研究会通信の春号を発行する予定なので、それに向けて編集の作業にかかる。
…のだが、ひと仕事終えて魂から空気が抜けてしまっているので、なかなか集中できない。
気晴らしというか、気分転換に井本邸のキッチン回りの下地の打合せをしに現場へ出かける。
ただ困ったことに、あそこへ脚を踏み込んでしまうと、モノづくらー本能をくすぐられ、あそこもここもと、本題以外にも口を挟んでしまい、結局余計に時間を費やしてしまう。(いくらなんでも、モノづくらー云々ってのはないでしょ?)
もしかするとあの場所は、時間を吸い取る魔の空間かもしれない…!?(なんだ馬鹿なことを口走ってるなよ!!)

ああ…、
き・ょ・う・は・そ・ん・な・と・こ…

僕のせいじゃない、僕のせいじゃない…。
ぎゃー!!

(なんなんだ、こりゃ? 結局いろいろごまかしてるだけか。)

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2005年03月23日

新・書を飾る額の制作

加工の続きをして、仮組みする。
水引き、養生の後、仕上削りをして、組み立て。
ガラスを切って、裏板と回り縁を仕込んで、見本でお借りしている練習で書かれた書を入れて全体の感じを再確認する。
(ちゃんと、ちょっと違う額になったのかな?)
塗装をしてあげると、ぐっと引き締まる。

夜、引き取りに現れたJクオリアの松下氏も、なかなか納得していただけた様子で、一安心。
実は…もなにも、今回の額はJクオリアの松下さんの奥様からご指名を受けて制作したもので、なにがあれって、なにせ特別目が肥えた依頼主なので、ちょっととはいったものの、こういう人にちょっと違うと思わせるのは、普段以上にプレッシャーのかかるもので、いつも偉そうに講釈たれといて、つくったらこれか。なんて思われるような仕事をする訳にもいかない手前、まあ、気苦労の多いというか、勝手に気苦労を感じてしまった仕事であった。
(だから、いつもああだこうだ言いながら、はぶらかしてるのか!?)
まあ、当の奥様が気にいってくれるかまだわからないが…。

次回作 「書を飾る額の制作/征服」は今夏、全国ロードショー!!(なんじゃ、そりゃ?)
つかれたじゃないか…、今日はそんなとこ。

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2005年03月22日

続・書を飾る額の制作

イメージはなんとかできたので、制作にかかる。
まず材料にタモの耳材を使うのだが、残っている樹皮が厚くて、きれいに剥がすのがひと苦労。
なにせ、見せる部分まで傷をつけてしまうと元も子もない。
剥がしたら剥がしたで、アウトラインが見えたら、今度はどの部分を実際に使うか木取りでひとしきり悩まなくてはならない。
全体のイメージが決まったといっても、なかなかすんなりと加工に入れないのですよ。
そんなことで、今日はそんなとこ。

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2005年03月21日

通常業務

午前中、こっちきていろいろ
午後は、じぶんちショールームにてお客さま二組続けて接客。
特記事項なし。
今日はそんなとこ。(日常なんてそんなもんか…。)

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2005年03月20日

…。

泉佐野市公園緑化協会主催の木工教室に一応、講師ということで出向かせていただいた訳だが、講師の求人力が足りないせいとは大きな声では言えないが、参加者が1名というなんともコメントのしがたいことになっていた。
まあ、参加する側から見れば、生徒一人に講師二人(万が一の為に柿花さんにも手伝いをお願いしていた。)というある意味贅沢な訳であったが、主催者側とすれば、費用対効果の面でかなり痛い筈。
なんとも言えないが、たぶん次の話は無いであろう…。
企画倒れな、今日はそんなとこ。

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2005年03月19日

結局休んだよ、もう!!でも誕生日だし…。

朝から、家族で大阪市の靭本町というところにある大阪科学技術館へでかける。
休みでもないのになにを行楽してるのかという話であるが、たまたま数日前に新聞を見ていると、その大阪科学技術館なるところでロボットのイベントをこの三連休中にやるというのが載っていて、科学とかロボットとかいう一連のフレーズが、父親としての自分がこどもが好きでいてほしい風な心地よい響きで、しかもそこは入場無料というもっと心地よいフレーズが載っていたので、つい安請け合いで行ってみようという話をしてしまったのはいいが、日曜、月曜は予定が入ってしまったので、「なんか土曜日だし、まあ今日は誕生日でもあるし…。」という悪魔の声に甘えて(なんかって、土曜日がなんなんだ?そもそも誕生日だからってなんなんだ!!)予定を決行することに相成った。
タダ(無料ということね。)のもんはやはりタダのもんで、残念ながら、期待していた程のことは無く。(そもそもタダのもんにどれ程の期待をしていたのだ?)
ロボットコンクール等の話からすると、少し対象年齢が高い感じの内容であったのかもしれない。
それでもまあ、ひとしきり遊んで(それでもひとしきり遊ぶんだ…。)、気持ち的には午前中にことが済めば、もどって仕事をしようと画策していたのだが、急遽、改装中の井本邸に陣中見舞いというか、邪魔をしにいくことにした。
井本氏の奥様も作業をしていたので、うちのカミさんと三人で、うちで請け負うことになったキッチンについて打ち合わせを始めた。
そんな中、こども達が手持ち無沙汰になるので、井本氏の指導でフローリング貼りを手伝い始めた。
そのうち、井本氏のこども達も合流すると、井本氏にうまく乗せられて、こども達中心の作業になっていた。
効率どうこうより、自分の住む家をみんなで作業する中に、自分たちも一緒にやっているという体験自体がすごくいい感じがする。
そうこうしてると、もどって仕事するつもりが、夕飯の時間になり、皆で一緒に食事をすることにして、その流れで、井本氏からお誕生日のケーキでお祝いしてもらえることになった。
しかしまあ、ひょんなことから、思わずみんなにお祝いしてもらえることになった37歳の誕生日であった。
ありがとうございました。
今日はそんなとこ。

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2005年03月18日

忘却

夕方、おもちゃ作家の青木宏子さんと井本氏の三人で、木の暮し研究会の手作りおもちゃ教室の打合せ。
打合せそのものより、じゃあこの辺でといいながら、次々出てくる新たな話題で、長っ話に花が咲いてしまった。
それぞれにさほど暇な身分ではない筈なのに…。
やれやれと、今日はそんなとこ。

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2005年03月17日

知らないことって幸せなんだろうか…。

仕事とは直接関係のないことであるが、ネットで調べものをしていたときに引っかかってしまい、つい深追いしてしまった。
はじめは、世を騒がす書き込みがちょくちょくあることで有名なネットの巨大掲示板について、その立ち上がりまでの経緯と運営にまつわるあまり芳しくない話だったのだが、そこから、少し前にブームになったその掲示板から発生した恋愛物語の本が、ノンフィクションだと認識されていることが、実はすべて仕込み、いわゆるネタであり、そこに参加した匿名の不特定多数の投稿者達は単に利用されただけだったということを、事実と検証しながら、いわば暴露しているサイトに辿り着いてしまった。
こちとら無垢な子供じゃないわけだから、奇麗事で世の中済まないことはわかっていても、なんだか複雑な気持ちになった。
なんかこう、ものつくってても表に出なけりゃもう何でもありかいな!!というか、
ユーザーも、自分が楽しかったり、便利だったら、その裏であっかんべーされてても、誰かが苦しんでても、知らなきゃどうでもいいのか?(それが現代ってモンさ…)

以前、聞いた話で、

誰が、何を使って、どのような方法で、どんな加工しようが、完成したもの、それが人の心にどう訴えるのか、その結果がすべて。それがプロの仕事というもの。

という言葉があったが、これは、広く流れを知った、ある種完成した人の口から出た言葉であるから、一理あると共感できるのだが、これを下手に都合良く解釈してしまうと、すごく怖いことだとも思う。
極論を言えば、あるひとつの椅子があって、それがすごくすばらしいと評価を受けている。
でも、その材料を取る為に、山をいくつも丸裸にしていたり、外国で盗伐されていたり、加工の人手が奴隷のようにされている人々だったり、ものすごく歩留まりが悪くほとんどの材を廃棄していたり…、
そういうマイナス要素をすべて風呂敷に包んで、シートの中のクッションに隠してあったとします。
受け取る側の感性や知識ということもあるのでしょうが、ほとんどの方は、そんなことには関心をしめさない、というより知ることができない訳ですが、でも実際自分の知らないところでは、とんでもないことになっている。
なんとなく今の嫌な風潮に通じるように感じるのは、自分だけだろうか?

多分、この言葉の中にあるプロというのは、すごくレベルの高い位置を指されているように感るし、また受け取る側(ユーザー)の意識レベルもしかりに思う。

いくら儲けて、大金を動かしてようが、多くの人を顎で使おうが、プロというのは、自称ではなれないように思うし、(胸が痛い)また自意識がなくてもなれないように思う。(すごく胸が痛い。)

すべてを知り、すべてを実行することは、確かに容易いことではない。
かといって、都合の悪いことから目をつむっていられる余裕も、今の状況からすればそうも無いように思うのは自分だけか?

質、虚実を棚に上げれば、ネットの上に情報というのは、膨大にある。
知ろうと思えば、その気になればいろいろなことを知ることができる。
あまりの深さで、そこで溺れてしまう怖さを孕んでいることも、十分察せられる。
それ故に、判断力、自分の意志、考え方というものが、ますます求められていくし、必要になってくるように思う。
なんか危うい、おかしいと感じる直感力も大切。
そこにあるもの、目に見えるものだけが真実ではないという、当たり前のようにいわれていながら、案外疎くなっていることを、もう少し考えることが必要なのかもしれない。

と、なんだか新聞の論調みたいになってしまったが、仕事が進んでないから誤摩化してるということでは△×○…。
今日はそんなとこ。(都合が悪くなると…。)
(あんまり書きすぎると、抹消されたりしないかな…?)

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2005年03月16日

制作の前段階

書の展覧会にだす用の額をつくる。
ちょっと違う額をということなのだが、ちょっと、ちょっとと簡単にいってくださるが、言葉のあやとはいえ、ほんとにちょっとの違いだと余程でないと気がつかないから、実際はかなりのちょっとにしないといけない訳で、そのちょっとをどうすればいいかを考えるのが、これがちょっとでいかない。
こちらもそれをなんとかしてナンボの仕事なので、そんなことを愚痴ってる間があれば考えたほうが前向きなことも十分承知の上であるが、あえて言わん。
ちょっとというのが相当難しい…。
かといってドラスティックにといわれるのもなんだ。(それじゃあ、どういえばいいんだ!?)
うーん、要はなんと言われようと、同じように考えないといけないことには変わりないということか?
そんなことを考えている暇があるなら…。
今日はそんなとこ。

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2005年03月15日

床貼り…じゃなかったか…

三日開けるとなんとやらで、(なんじゃそりゃ!?)なにをやったのかやってないのか、そんな感じで過ぎた一日。
夜、松下氏を誘って樹望塾に出かける。
あの顔の広い男が、大阪木工界のご意見番 藤本塾長と面識がないというので、自分もしばらくご無沙汰していて、いい機会なので、誘ってみた。
終わってからも、しばらく藤本氏と3人で話をさせていただく時間をいただいたが、松下氏にとってもなかなか刺激的であったに違いない。自分も刺激を便乗させてもらった。
いい勉強になります。
ほんと、今日はそんなとこ。

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2005年03月14日

床貼り・3

今日も、井本邸の床貼りを手伝いにいく。
昨日とうってかわって井本氏と二人だけの作業だったが、なかなか捗った。
ダイニングを貼り終えるころ、Jクオリアの松下氏が陣中見舞いに顔を出してくれた。
相変わらずフットワークが軽い。
場所をダイニングから、玄関からの廊下に移るが、うってかわって形が複雑なのと、階段周りの面倒な納まりがあってなかなか手強い。
リフォームの施工は難しいというのは、良く耳にしていたが、床貼りだけでも確かにそれは感じる。
ゼロからつくる場合は、面倒な納まりを如何に逃げを取るか段取り次第であるが、リフォームの場合は、動かせないものはそのままで、それでもなんとかするしかない。
そもそもいれもののカタチからして、変えられない訳だし…。
なかなか大変だよ、これは。
ほんと、今日はそんなとこ。

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2005年03月13日

床貼り・2

朝から、井本邸改装の主任大工の柿花さんをピックアップして、床貼りに向かう。
今日は、都合により刃物づくりのイベントが延期になったので、木の暮し研究会のメンバーも総出でこっちに出向くことになり、急遽、建築のプロ達による、物件査定に相成った。
さすがに建物自体が古いので、かなり痛いところもつかれたようではあるが、やはりその筋のプロ、素人ではわからないようなポイントを指摘してくれていた。
そんなこともあり、日曜日のお休みモードの空気感のせいもあって、ちょっと作業的には捗らなかったが、それはそれで、いい実地勉強にはなった。
明日一日でノルマ分は貼れるかな…?
しゃがむ姿勢の作業で、太ももに疲労感が漂うのは、やはり運動不足か。
やれやれ、今日はそんなとこ。

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2005年03月12日

床貼り

井本邸の床貼りを手伝いにいく。
数日前にも事情は書いたが、現場を見ると相当に切羽詰まっているので、いつも長距離納品につきあってもらっている借りもあるし、今日から数日、床貼りだけでも手伝う。というか大工じゃないのでそもそも床貼りもやったことがないので、実際できるかどうかも、やってみないことには定かではないのだ。

今回は、木の暮し研究会の縁で、ニッシンイクスというメーカーのタモの無垢のフローリングを貼るのだが、色味、木目を木合わせしながら貼り進んでいくと、いかにもタモっていう感じがして、いい雰囲気になってきた。
途中でどうしても塗り上がりの濡れ色の雰囲気が見てみたくなったので、端っこだけ少しフロア用のオイルを塗ってみると、色味が深くなり、木目が浮き上がり、かなりいい感じになった。
自分の知ってる範囲で、全面タモのフローリングというのも見たことがなかったが、これ実際見てみると、かなりいい。
うちのフローリングはナラであるが、ナラの少し硬さを感じる床と違い、タモならではの如何にも木という感じの少し優しさのある雰囲気。
材自体は少し柔らかいというのが少しデメリットかもしれないが、杉やパインの床もあるので、実際はそれほどのデメリットではないし、これは、なかなか面白いものを見せてもらった。
思ったより、順調に貼れているようなのだが、まだ3分の1いってない。
三日ぐらい予定をつくっているので、なんとかこのひと部屋ぐらい貼ってしまいたい。
と思っていたら、明日、木の暮し研究会で予定していた刃物づくりが、三木の高田さんが風邪でダウンされて、急遽日程変更になってしまったので、この続きをすることになった。
これは、都合的に良いのか悪いのか、なんとも言えないな…。今日はそんなとこ。

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2005年03月11日

やるしかって、鹿の仲間?

前の仕事終わる前に次の仕事のプランぐらい立てとけよ!!
と常々思うが、ひとつの仕事をやりきりたいタイプなので、そんな器用なことはできないよ。
なんて、できない、やらない言い訳をここでしたところで事態は変わらない。
やるしかないのだよ、やるしか。

やるっきゃない!!きょうはそんなとこ。
(って、ほんと間に合わせな日記だな!?)

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2005年03月10日

強引だ

台形の台を組んでしまい、欠けなど補修をするついでに、コストの都合上、先方でやっていただくことになっていた木ネジの頭のパテ埋めもサービスでしておく。
しかしながら、たまのサービスも仇になるもんで、梱包サイズが宅配便の規格に納まらないので、着日指定できなくなり、余裕を見て一日早く発送することになってしまい、エポキシパテが硬化しないうちに急遽発送しなくてはいけなくなった。
状況は先方に了解済みではあるが、まあ、強引ではあるな…。
荷受け時間ギリギリまで粘ったので、初期硬化の状態にはなんとかなってはいるが。

唐突だが、なんかやたらとカラダが疲れてるのは気のせいか。
子供達は、風邪で寝込んでいるので、なるべく接触を避けてはいるが、空気感染もあるし。
気を付けよう。今日はそんなとこ。

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2005年03月09日

コンパネってのも

台形の台の加工が済んだので、組み立て。
木は木でも、コンパネってのは、また違う意味で扱いにくいのね。角がベロって剥がれるし…。
案外無理が利くと思っても、そりゃ、それぞれ性質ってものがあるわな。
何でもつくれないといけないのかもしれないが、なかなかそういう訳にはいかない。
とはいえ、なんとかすることはするんだけど…。
そういうことで、今日はそんなとこ。

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2005年03月08日

業務日誌

学生さんからの依頼で、急遽、美術館の企画展に展示する作品の木部を制作することになった。
いろいろな都合で合板を使用して制作することになり、加工しはじめたはいいが、思えばうちの設備はパネル加工に向いてない。
ある程度の厚みまでであれば、昇降盤で縦に挽くのも容易いが、それ以上に厚みがあって重たくなると、どうしても挽き始めに手こずる。
パネルソーあればと思えど、今の一瞬の為にそんな大仰な機械は導入する訳もいかないし…。
なかなか万事が万全とはいきませんな。
そんなとこで、今日はそんなとこ。

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2005年03月07日

反省…。

次の仕事への狭間で、ちょっと気が緩んでしまいました…。
ほんと書けないぐらい、弛んでました。
反省です…。
今日はそんなとこもなにも、そんなとこがありません。

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反省。

次の仕事への狭間で、ちょっと気が緩んでしまいました…。
ほんと書けないぐらい、弛んでました。
昨日の今日でそれもないのですが、反省です…。

今日はそんなとこもなにも、そんなとこがありません。

ヒサシです。(って、そんなネタはいらないんだよ!!)

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2005年03月06日

学び

松下さんのお店Jクオリアで、椅子で有名な木工家の高橋三太郎氏のトークイベントが開催されるので、聴講しにでかける。
トーク自体は、スライドを見ながら、今までのお仕事のお話し等非常に興味深い内容であったが、それ以上によかったのは、イベント後、松下氏の計らいで、ご本人と木工に携る若者数名(えー、誰かさんは、若者に入るのかな!?)でお茶を飲みに誘っていただけたことであった。
自分も結構いろいろな人に会いにいくほうなのであるが、それ以上に彼もいろんな人に会いにいき、また人見知りするタイプの自分と違い、どちらかというと人懐っこいタイプのようで、あちこちでいろいろな関係を持っていて、彼のおかげで、話したかった人と話せたという機会も幾度かあるのだ。

持つべきものは友(都合のいい時だけな!!)

いろんな人が公聴するトークでは、ちょっと聞けないであろうという、かなり込み入った専門的なお話を聞かせていただくこともでき、一般的な木工家像と少し違う方向性におられる意味や、継続することに対し、ベテランであろうと胡座をかいている訳でなく、常にせめぎあっているということを感じることができた。
自分達は、まだまだ若手といっても、同じ土俵の上に立っているということを、常に心していないといけないと改めて省み、また少しづつでも昇り続けていこうという気持ちを持続しなければいけないと思う。
まだまだである。
今日はそんなとこ。

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2005年03月05日

更新、行進、後進…

更新するのに毎月コラムらしきものを書いているのだが、こういうのも掴みが見つからないと、まったくキーが進まないのだ。
それを無理くりかえして、文章らしくして体裁を整えてはみるが、読み返すのも恥ずかしくなるほどの内容にしかならない。
継続も大切だが、できないときはできないと宣言する勇気も時には必要なのだ。
そもそもが、この日記然りであることは、いうまでもない…。
まあ、なんとか更新したが、内容的にはほとんど更新されていない言い訳というのが、正しい解釈である。
今日はそんなとこ。

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2005年03月04日

お邪魔虫

井本氏が、新居のリフォームをセルフビルドで現在奮闘しているので、一応お手伝いのつもりでお邪魔する。(はなっからお邪魔するんか!?)
一軒家を、ほぼ丸まるリフォームするというので、風呂場や水回りの解体撤去をひとりでガンガンやっているという話を聞いてはいたが、実際その現場を目の当たりにすると、よくもまあ、ここまでひとりでやったもんだと驚いてしまった。
先月、今月と、ほとんど本業のほうは棚上げだそうだ。
去年の今頃のうちの新アトリエ立ち上げを思えば、確かに、こういう大仕事は、勢いでやってしまわないとなかなかできない。
ちょうど、キッチンの天井、壁をじぶんちショールームと同じにシナベニアで貼っている途中で、造作作業を手伝ってもらっている柿花さんが天井貼るのに苦戦していた。
結局、現時点で手伝えることもあまりなく、余計なアイディアばっかり口にして、かえって手を止めてしまうだけであった。
次回、フローリング貼るときにはしっかり手伝うことで、どうかご容赦ください…。(って、また口だけじゃないの!?)
てことで、今日はそんなとこ。

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2005年03月03日

散漫

午前中、手続きやらなんやらで、銀行やら法務局やらを回って過ごす。
戻って、ホームページの更新の続き。
集中力散漫で、捗らず。
夜、打合せに出かけたので、結局更新できず…。
今日はそんなとこ。

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2005年03月02日

進路相談にお越しの際には

朝一で、風汰の椅子の塗装をしたり、あれしたりこれしたり、ホームページの更新にかかったり…。
お昼過ぎ、見学希望という若者が来たので、少し話をしたり。
ちなみに、悩める若者のはやる気持ちも、まあわからなくもないのだが、基本的には、こっちに向かってクルマを走らせてしまう前に、せめてご一報いただけるようお願いしたい。
もちろん、こっちの都合のことも大々的にあるが、そういうことは、そもそも自分の為でもあることは、かなり基本的なことだと思う。
そういうときには、心を鬼にして断る厳しさも時には必要なのかとも思うが、まあ、それほどのリスクを負う必要もないと思うので、小言のひとつぐらいで済ますようにはしているが…。(それでも小言はいうんだ!?)
夕方、風汰の椅子を発送して、別件のテーブルの材見本も、一緒に発送を済ましてしまう。
(ホームページの更新は?)
…進行中。
今日はそんなとこ。

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2005年03月01日

弥生

あれよあれよと3月になってしまった。
今日は立樹の5歳の誕生日なのだが、彼は何を勘違いしているのか、自分のバースデーケーキはお雛さまの乗っているやつなどと言い出した。
一応、お雛さんに関する概要はある程度の年齢になるので知ってはいるだろうし、また改めて話してみるのだが、彼も誰かさんに似て、言い出したら後にひかない意固地なタイプなので、こちらの説得など意に介するなどあろうことがない。(誰かさんに似にて、へそ曲がりの傾向もあるな!!)
基本的にバースデーケーキはカミさんのハンドメイドなので、お雛さまの砂糖飾りを探さなくてはいけなくなった訳であるが、ネットで探してみるとハンドメイドケーキの材料専門店が、案外近くの和泉市にあったもんで、そこにそれらしきものがあったので、問い合わせてみると、まだ店頭にも残っているとのことだったので、カミさんを乗せて買いに走る。
だいたい出来上がったケーキを食べるのはとてつもなく好きであるが、作るほうに関しては、まったく無知であるからして、そこの店内は、まさに未知の領域といっていいぐらい、見たことも無いような様々なアイテムが並んでいた。
見たこと無いモノ好きの自分にとって、これほど好奇をそそる空間はない、そもそもいくら優男な自分とはいえ、なかなかこういうところへひとりでくる機会など、そうないもんだ。
棚の端から端まで、くまなく見渡し、気になるものは手に取って、優男ではあるが汚い作業着に身をまとっているので、端から見るとかなり不思議な人に見えたかもしれない。(かもしれないじゃなくて、に違いないだ!!)
たまには、こういうまったく無縁な空間に足を踏み入れてみるのも、刺激的なものである。
斯くして、無事にバースデーケーキにお雛さまが乗った訳で、一見すると皆万々歳なようであるが、ついでのように形式だけ誕生日を前倒しでお祝いしてもらった自分は若干納得がいっていない…。(納得もなにも37歳なんて、中途半端な年齢で祝ってもらおうなんて思うなよ!!)
まぁ更新もできてないしね。
…今日はそんなとこですよ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

 

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