ちいさな工房の毎日を綴ります。
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「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2005年03月23日

新・書を飾る額の制作

加工の続きをして、仮組みする。
水引き、養生の後、仕上削りをして、組み立て。
ガラスを切って、裏板と回り縁を仕込んで、見本でお借りしている練習で書かれた書を入れて全体の感じを再確認する。
(ちゃんと、ちょっと違う額になったのかな?)
塗装をしてあげると、ぐっと引き締まる。

夜、引き取りに現れたJクオリアの松下氏も、なかなか納得していただけた様子で、一安心。
実は…もなにも、今回の額はJクオリアの松下さんの奥様からご指名を受けて制作したもので、なにがあれって、なにせ特別目が肥えた依頼主なので、ちょっととはいったものの、こういう人にちょっと違うと思わせるのは、普段以上にプレッシャーのかかるもので、いつも偉そうに講釈たれといて、つくったらこれか。なんて思われるような仕事をする訳にもいかない手前、まあ、気苦労の多いというか、勝手に気苦労を感じてしまった仕事であった。
(だから、いつもああだこうだ言いながら、はぶらかしてるのか!?)
まあ、当の奥様が気にいってくれるかまだわからないが…。

次回作 「書を飾る額の制作/征服」は今夏、全国ロードショー!!(なんじゃ、そりゃ?)
つかれたじゃないか…、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2005年03月23日 23:59

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