ちいさな工房の毎日を綴ります。
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「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2010年08月18日

「自画持参(BYO:Bring Your Own)」を体験して。

去る8月16日に
『250DOORS』という250のワークショップを集めたイベントの中のひとつ
『山崎亮((株)studio-L)「自画持参(BYO:Bring Your Own)」を体験しよう。』というワークショップに参加してきました。
http://www.artcomplex.net/doors/250sche/index.php?itemid=5794&catid=364

内容は
--以下引用--
会議やゼミなどの効果を上げるためには、参加者が主体的に発言する「創造的な場」とすることが重要です。今回、最近日本で誕生した「自画持参」という方法を用いて、みなさんと共に創造的な会話が生まれる場作りに挑戦してみます。
--ここまで--
というもの。

そもそも、このワークショップに参加しようとしたのも、
講師であるランドスケープデザイナーの山崎亮氏というヒトに興味があったからというのが、正直なところ。
(このワークショップの情報自体、山崎氏のtwitterの記事を読んで知ったことであるが……)

山崎亮氏を知るのは、数年前に「木」がらみの活動を検索していたときに、『ホズプロ』 http://www.hoz-pro.org/ という活動を知り、その活動を企画運営されている『studio-L』の代表ということが、きっかけであったが、氏の活動をみると、既成のランドスケープデザイナーという枠ではなく、もっと、人との関わりを中心に場をデザインするという、これからの地域社会の方向性をデザインされていることが興味深く、また、日本中を飛び回り活躍されている、大阪発のクリエイターということもあり、一度会ってみたい人の一人でした。

それと、このワークショップの内容についても、最近、なにかとミーティングしたりする機会も多く、会社勤めしていたことろは、商品開発に関わる部署にいたということもあり、アイディアだしの手法として、ブレインストーミングやKJ法といった手法については、多少なり実践する機会もあったのであるが、なにか新しい手法というものがあれば、行き詰まった課題についても打破できるきっかけを得られるかもしれないという期待もあり、一石二鳥で参加してみた。

いざ、参加しようと申し込んでみると、当日ということもあり、受付は締め切られていたが、キャンセル待ちでほぼ参加できるということで会場に向かい、まあ、問題なく参加できて幸い。

会場に入ると、早速、山崎氏がワークショップを始められる訳であるが、
氏の印象としては、ごっつい割りにやさしい雰囲気で、しごく明快に、人を引きつける話し方をされるかたで、参加者の中にも山崎さんを慕って参加された学生さんも多く見られ、遠目からでもその人柄(すごい人に通ずるすごさ)を感じることができた。

序段はそんなところで……、
種を明かせば、ブログを書いている参加者のかたは今日のレポートで感想をという宿題をいただいたので、それをここから……(笑)

BYOについて、手順、進め方はこちら http://jigajisan.net/byo.html をご覧いただくとして

ディスカッション下手な日本人向けのワークショップのスタイルとして、最近、考案されたものだそうで、現在も発展途上、オープンソースとして、今回のような機会のフィードバックを享けて、進化させていくということで、今回も、若干のアレンジが加わって進行されました。

アレンジされた大まかな流れとして、

まず、テーマが決まります、
この時点では、発表者はまだ決まっていないので、参加者全員がテーマについてのスピーチ内容を2分間考えます。
そして、その後、くじをひいて発表者が決まります。

発表のあと、5分間のテーブルディスカッションとなります。
(途中、少し短いかなということで7分に変更)

で、実際にワークショップが始まります。

テーマが決まって、2分間のシンキングタイムになり、
まず、ここで前に立って発表しないといけないかもしれないというプレッシャーが先に立って、起承転結のまとまったすべらない話をしなくてはいけないというハードルもあり、ちょっとした脳内パニックになってしまいます。

ここは参加者によるのかもしれませんが、
例えば、学生さんなど、プレゼンやスピーチのスキルアップも含めた訓練であれば、多少、そのあたりのハードルは高くてもいいかもしれないですが、スピーチ慣れしていない参加者が多い場合、ここのハードルは、導入時にあまり上げないほうがいいのかもしれないかもしれません。

まあそれも、数回こなしていくと、いろいろな発表者のかたのスピーチを聴くので、
多少、ハードルもさがったり、リラックスもしたりして、
いい話をしようと思わずに、なにかしらテーマに対する結論を先に考えられるようにはなってきますが……。

この手法自体は、ゲーム性もあって導入がしやすいく、また、全員が発表者になる可能性があり、適度な緊張感で、自分なりにテーマについて考えるので、参加者が全員、主体的に考えることで、ディスカッションでは、それぞれに意見を言いやすい雰囲気になっている、場が暖まりやすい手法だと感じました。

ただ、今回は、ディスカッションするところで終わっていたので、何かしら結論づけたり、話をまとめたりするのは、この手法の中に含まれないのか、また別の手法を使うことになるのでしょうか。というところが、気になってます。

また、ミーティング全体をこの流れで行うのは難しいかもしれませんが、なにかアイディアを求めたり、部分的に導入することで、ディスカッションの活性化につなげることはできそうです。
是非、試してみたいと思います。

以上、レポートはそんなとこ。

もっと詳しい内容はこちらをご覧ください。
http://studio-l-org.blogspot.com/2010/08/250-doors_18.html

投稿者 KAKU : 2010年08月18日 23:59

 

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