ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2005年02月28日

あらあら!?

Macのほうは、なんとか落ち着いた。
風汰の椅子は、組み立てと座面の仕込み、座面の裏にお子様のお名前を彫刻する。
彫刻っていうのも、普段やり付けていないことなので、結構神経を使って肩がこる。

あれ!?2月って、今日で終わりだったっけ…。
あらあら、なんてことでしょう。
それじゃあ、今月はそんなとこでしょう〜。(なんて適当なごまかし方なんだ!!)

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2005年02月27日

初期化

結局どうにもならないので、ハードディスクを初期化することに。
これでマウントできたので、起動用にOSも再インストールし、作業環境を元に戻そうとするが、なんか設定がうまくいかなくて、何度かインストールをしなおし、結局どうもいかないのであきらめる。
人間慣れれば、それがいちばんになるもんだし…。
アプリケーションも全部インストールして設定し直さないといけない。
結一日、他のことがまったく手につかなかった。
まあ、これでかろうじて元に戻ったので、良しとするか…。
なので、今日はそんなとこ。

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2005年02月26日

ディスクトラブル

メインで使っているMacの調子が悪い。
ハードディスクが何故だかマウントしないのだ。
内蔵を3基に増設してあり、書類の保存は別のハードディスクに置いて、それぞれにバックアップしているので、恐ろしくとんでもないことにはならないにせよ、サイトの編集等に使うアプリケーションはマウントしなくなったほうに置いてあるので、フォーマットして、再インストールとかすることになると、それはそれで面倒なことになる。
接続的には、ちゃんと認識しているようなので、ディスク修復ソフトなど、いろいろ試しているが、なかなか回復の兆しが見えない。
何が原因かなんてことはしったことではないにしろ、わかる範囲でなんとかトラブルシューティングしようするのであるが、こういうことって、結構時間喰われてしまう。
2月は日にち少ないので、そろそろ更新もしないといけないのに…。(いい口実できそうじゃないの!?)
なんとかなってくれないもんか、お願い!!
うー、にっちもさっちもどうにも、そんなとこ。

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2005年02月25日

ざっと

風汰の椅子は、5脚分の加工を済ませる。
仮組みして、各部の納まりを念のため確認。
すぐに組むのは、1脚分なので、他の部材は養生して置いておく。
ざっと、今日はそんなとこ。

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2005年02月24日

大阪市中央公会堂

夕方から、デザインシンポジウムなるものを、中之島にある重要文化財に指定された大阪市中央公会堂に聞きにいった。
この中之島界隈は、昨今なにかと世間をにぎわしている大阪市の本拠地である市庁舎がある街であるが、傍を流れる土佐堀川の中州に、近代西洋風建築の建物が多く建つ、大阪には珍しく落ち着いた雰囲気を持ったところである。
中央公会堂や、この界隈もクルマで通りすぎることはあっても、足を止めて、中に入る機会というのは今までなかった。
中は、近年、永久保存のための補修をされてはいるが、基本的に昔からの雰囲気を活かすように配慮されているので、大正期ネオルネッサンスというらしいが、重厚で年月を経たその空気感は、なかなかすばらしいものであった。
ただ、こういう建築様式が、実際日本の町並み的いえばどうかとは思うが、それでもこれだけの年月を経ると、それはそれで歴史のひとつとして素直に受け止めるのがいいのかもしれない。
大正時代というのは、明治に入ってきた西洋文明が、日本的に咀嚼され、様々な新しい文化が生み出された時代だというのを聞いたことがある。
この公会堂も、そんな時代が生み出した日本人の手による近代建築のひとつとして、大阪の街の誇る風景になっている。
(知りもせんのに、知ったかぶり…。)
まあ、そういわないで。
今日はそんなとこ。(そもそもシンポジウムはどうだったんだ!?)

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2005年02月23日

ちいさい時の話(自分のではない。)

なんか久しぶりにまともに仕事した気がする…。
風汰の椅子、墨付けして、ホゾ穴を掘る。
小さくたって、いっちょ前なだけに、穴掘りも結構な作業になる。

風汰の宿題で、モノにまつわるちいさい時のお話を親に聞きましょうというお題目があり、先日は産まれた時の話を聞きましょうということで、カミさんが話をしていたので、今回は自分が話す担当になった。
あえてそういうことを話すとなると、案外、これというのを思い出すのもやっかいで、そもそもちいさい時の話って、お前まだちいさいやん!?という野暮な突っ込みもしたくなるってぇもんだが、数ある想い出の中から、今回は立樹が産まれた日に、風汰におみやげにつくっていった木のロボットとその時の話をカミさんからの指示ですることになった。
細かい理由は思い出せないのだが、カミさんの横浜の実家から病院まで、当時3歳前で少し長い距離をお散歩できるようになった風汰と二人歩いていくことにして、道順も知らないのに、方向だけをたよりに行き当たりばったりで歩き出して、霊園の中を彷徨ったり、民家の庭のようなところにでたり、ちょっとした冒険をしながらなんとか辿り着いたという、なんともそれだけの話なのであるが、それだけの話だけに当の風汰はまったく覚えてなかった。(3歳過ぎるとその前の記憶を忘れるというのは、本当だろうか?)
7歳のこどもには7年間を生きた歴史がある。(なんだ唐突に!!)
他人の命を容易く奪う事件が多い昨今、こういう話を家族でするのも大切なことなんだろう。
今日はそんなとこ。(無理矢理まとめたな…。)

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2005年02月22日

Jクオリアからのお知らせです。

お昼過ぎ、Jクオリアの松下さんが顔を出してくれた。
この月末でお店のほうもオープン1周年ということで、記念企画として、北海道の著名な木工家である高橋三太郎氏の作品展示とトークイベントをされるそうである。
松下さんのフットワークの良さは、見習うに値すると常々感じていて、今回の企画の成り立ちも、お話を伺うとそのフットワークの軽さの賜物のようである。
制作者とユーザーの間を取り持つというスタンスで動いているので、顔の広さもなかなかのものである。
今回のイベントは、なかなか貴重で面白いものだと思うので、もちろん予定を合わせて参加させてもらうつもりである。
ご興味のある方は、お薦めのイベントです。

なんか身びいきの宣伝みたいになってしまった…。(そのままだろ!!)
お世話になってますし、まあ。
今日はそんなとこ。
※イベントのご案内はホームページの「ちょっとお知らせ」のコーナーにて掲載させていただきます。

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2005年02月21日

いらいら

なんか効率悪い、作業進んでない…。
不甲斐無いし…。
イライラ、イライラ…。
おまけに寒いし…。

とほほ…。(起伏激しい、なんなんだいったい!?)
もぉ、今日はそんなとこ。

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2005年02月20日

焼き芋パーティー

オープンルームで焼き芋を焼いたので、いつもワインをごちそうになっているつどい工房の米田さんと、近所のお友達をお誘いして、お茶会をした。(ワインのお礼が焼き芋か!?)
今日のチップは年末にたくさん使ったクリの木である。
燃やすとほんのり甘い香りがする。
ちょうど焼き栗のような感じ。
焼き芋は、ちょっと急いてしまったので失敗したかと思ったが、直火で焦げてしまったのも中にはあったが、思いの外、ちゃんと焼けていた。
炭の余熱でじっくりがやはり成功の秘訣のようである。
そんな今日はそんなとこ。

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2005年02月19日

生活発表会

立樹の保育園で生活発表会という、学芸会みたいなイベントがあり、前から観に行く約束をしていたので、朝から保育園へ出かける。
演奏や、合唱、劇を発表していたが、以前からいろいろ練習の話を聞いていて、どうなることかと思い観ていたのだが、思いのほか、しっかりやっていて、楽しませてもらった。
うちでいると、まだまだちび助だと思っているのだが、こういうのを観ると、皆で調子を合わせて練習をしたりしてたのだと思うと、嗚呼、成長してるんだと、妙に感慨深くなってしまう。
普段から、もっとこどものことを見ていないといけないと思ってはいるが、どうしても日常に追われ、つい感情的に接してしまったり、こどもをコントロールしようとしてしまったり、反省することが多く、まったく申し訳ないと思うことしかりである。
何につけてもではあるが、聖人君子でもあるまいし、あまり完璧を求めすぎるのも、自分を追い込んでしまうことになってしまうという反面、逆に締めてもおかないと、基本的には自分に甘いのでずるずるになってしまい、そこも難しいところ。
目標は具体的にイメージできるほうが、クリアしやすいという話は、実際そうかもしれない。

そうは言っては見るものの…
今日はそんなとこ。

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2005年02月18日

木づくり

手押しの縦定盤を動かしたときにどうもカネが狂ってしまったようで、導入してからそのまま使っていたので、調整するついでにメンテナンスもしようと思い、なりゆきで可動部をバラすことにした。
子供の頃から、機械とみれば一度バラさずにいられない性分で、おもちゃ等バラしたはいいが組み立てられずによく叱られていたもので、その教訓もあり、いい大人になった現在では、触れる範囲で分解するようにしている。(それでも分解はするんだ?)
とはいえ、バラして組み立てると、構造がわかって、調整するときに癖が掴めるので、こういうことも、局地的に見ると結構時間を食ってしまうが、長い目で見れば無駄にはならない。
中古の機械は単純で頑丈なので、こういう付き合い方も大切なことかもしれない。
そういうことで、あまり作業は進んでいない。(そういうことか…。)
今日はそんなとこ。

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2005年02月17日

木取り

風汰の椅子は、まとめて5脚分の木取りをする。
なるべく取れる材から取っていきたいので、細かいながら量が多くなるので、なかなか思う通りに部材が揃ってくれない。
普段から、これはというものをまとめてはあるのだが、実際に木取るとなると、微妙に使えなかったりして、結構手間取ってしまう。
機械加工のことを考えると、いくらなんでも1脚づつだと、あわなすぎるので、ここはどうしても数だけは揃えておきたい。(ちょっとは、そういうことも考えてるんだ!?)
材をひっくり返しながら、なんとか揃えて、荒取りしていく。
とりあえず、今日はそんなとこ。

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2005年02月16日

風当たり

これからのことをいろいろ考えると、なかなか頭が痛い。
頭の中でイメージしているだけでなく、それをどうやって具体化していくのか?
ヒト、モノ、カネと、諸々の条件をどうやってクリアしていくのか?
実際に動くとなると、それだけのエネルギーも必要になる。
もちろん自分一人でできないことの方が多くなる。
とはいえ、ひとつひとつクリアしていくしか無い訳だ。
ちょっと世間の厳しい現実を垣間見てしまったので、弱気になってしまった。
(こういうことを書いてるときって、手が進んでないときなんだろ!!)
えっ、バレてる…、
き、きょうはそんなとこ。

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2005年02月15日

片付け

次の制作にかかるわけだが、このところやりっ放しになっていたので、ちょっと身の回りだけでも片付ける。
片付けるといっても、片付けるベースがないので、ものを右から左へ移動しているだけということに、気づいていないのは実は自分だけである…。
ひとつ作業が終わったらすぐ片付ける。この基本が守れさえすれば、それだけのことで解決するのだが、身も心も仕事にも余裕の無い身では、これが非常に難しい。(それは単なる言い訳だ!!)
身の回りは片付いたが、そのしわ寄せで、その周りがごっちゃになってしまったことは、いうまでもない。
片付かない症候群…。
今日はそんなとこ。

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2005年02月14日

切り替え下手

遊んで帰ってきて疲れたもないものだが…。
バタバタと出かけて三日開けてしまうと、戻ってもいろいろやらないといけないことに追われる。
なんか、調子でない間に一日が暮れた。
ダメだ…、
今日はそんなとこ。

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2005年02月13日

北信紀行2

夕方には、帰路につかなくてはいけないので、余すこと無く雪遊びにいそしんだ。
庭に積もった雪の山でこどもがソリ遊びができるようにスロープをつくっていて、そのコースを改造したりしてソリ遊びをしていたが、おとなの方がすっかりハマってしまった。
自分はもっぱらコース改造に興じていたわけだが、やはりここでも使うよりつくる達なのは致し方ないか…。
ひとしきり遊んで、夜の運転に備えて昼寝をする。
帰りに皆でおそばを食べにいこうと、井本氏のお姉さんが調べて問い合わせてくれたお店が、もう今日の分は打ち止めと言われたのだが、大阪から記念に食べて帰りたいから他のお店を教えてほしいといったところ、ありがたいことにわざわざ打ってくださることになった。
そのお店が、小布施の大カブトムシの近くだったのがなんとも奇遇で、またここに戻ってくるとはと、井本氏と二人で苦笑いであった。
しかしながら午後6時には、ほとんどのお店が閉まっており、昨日のお昼頃にはあれだけいた人の姿もまったく見られない状況が、少し異様に感じてしまう自分たちの感覚のほうが、実は不健全なのではないだろうかと思う今日この頃。
それでも眠気と闘いながらも夜中にこっちに到着した瞬間から、また不健全ではないかと思う日常を日常として向かい合って生きながらえていかなくてはいけない自分に戻る。
とはいえ、そこにいる自分が自分である。
骨休めもつかの間。
今日はそんなとこ。

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2005年02月12日

北信紀行

せっかく長野にいるので、ちょっと出かけてみようと、お互い家族ほったらかしで井本氏と二人で小布施に出かけた。(ひんしゅく!!)
とはいえ夕方から、飯田市のかまくら祭りで、かまくらに入って皆でお食事する予約をしてくれているので、あまり時間がない。
小布施というところは、地名は聞いたことがあるが、ここまで観光地的な街並みだとは知らず少し驚いたが、まあそれはそれしょうがないか…。
何にしろ、あのバカでかいカブトムシの実物を見れたことだけでも自分的には満足であった。(なんのことだ?)
井本氏の見たいコースをひとまわりして、親父に造り酒屋の地酒を土産に買って、カミさんとこども達にカブトムシのところで栗羊羹を買い、小布施観光は終了。
そこから、MWC.WORKSHOPの小林さんを訪ねた。
小布施からだとクルマで小一時間走らなくてはいけないので、スケジュール的にどうかと悩んだが、なかなかこちらまでくる機会もそうないので、せっかくだから連絡を取ってみたら、快くお迎えいただいたのでお言葉に甘えてご訪問させていただいた。
今やネット上では、説明のいらないところに登りつつある、知る人ぞ知るMWCさんなので、あらためて説明は省かせていただくが、こちらも訪ねておきながら時間に余裕の無い状況だったので、お顔を拝見させていただくぐらいしかできず、もう少しゆっくりお話をさせていただきたいと後ろ髪ひかれつつ、とんぼ返りの訪問となってしまった。
その後、皆と現地集合する、飯田市のかまくら祭りの会場へ向かう。
無謀にも広域地図しか持たずに移動しているので、大雑把な距離感で不安になりながらもなんとか会場までたどりつく。
かまくらの中で鍋を食べる訳だが、イメージ的には、かなり風情がありそうなのだが、実際はお祭りなので、なんか周りにひとがごちゃごちゃして、覗き込まれるや、写真撮られてるわで、落ち着いてお食事なんて場合でもなかった。
それでもまあ、こども達はこんなにたくさんの雪は初めての体験だし、雪の中で花火なんてのも、なかなかできないことなので、楽しめたことには違いない。
雪の北信紀行、明日へ続く…。
今日はそんなとこ。

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2005年02月11日

配達紀行

井本氏の姉一家が引っ越した先の長野へ、こども達にいっぱいの雪を見せてあげようと、井本氏一家と遊びに行くことになった。
長野まで行くのなら、いっそのこと東京まで脚を延ばして、文机を直接お届することにしようと思い、できたての文机をクルマに積んで出発する。只今の時刻、午前2時30分。
できた尻からなので、もちろん寝てない。
眠気覚ましを飲もうが、眠い時は、なにをしても眠い。
久しぶりに一人での運転なので、あまりの眠気の為、途中完走できるのか、不安になったが数回仮眠を取って、日が上って明るくなると、目も冴えてくる。(如何に、いろいろな人にお世話になっているのかだな。)
予定より、遅れながらも一旦横浜へ到着。
しばらく休んで、武蔵野市のお客さまのお宅へ向かう。
お客さまは絵本作家の方で、今回制作させていただいた机がお仕事机になるそう。
記念に、机に描き上がったばかりの、絵本の原画を置かせていただいて撮影をさせていただいた。
帰りの脚で、長野へ向かうが、現地でチェーンが必要になるので、調達しようと思うが、いざ探すとなるとなかなか見つからないもので、オー○バックス2件目でようやく入手。
流れ流れて所沢から、関越道に乗り一路長野へ。
長野方面へは上信越道に分岐するが、そのうち日本の主要な高速道路はほとんど走ってしまうんではないだろうか。
トンネルを越えるごとに道路脇に雪が増えていくのがわかるが、いかんせん夜なので、景色がわからないのが残念。
引っ越し先は、上水内郡三水村というところであるが、主要な道路は除雪されているので、チェーンは到着まで使わなかったが、側道から敷地に入るのは、さすがにあれなので装着する。
さすがに高いチェーンを買って使わないのも惜しかったので、少しでも使かえれば、それはそれで良しと…。
見上げると星がきれいだった。

今日一日で900km近く走ったかも…?
走った今日はそんなとこ。

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2005年02月10日

抽き出し

脚を組み立てて、天板に組み込む。
抽き出しは、天板の高さが若干低めで脚下の空間が少ないので、抽き出し自体を浅くする分、幅を広くする。
吸付き桟の間いっぱいのサイズにして、桟に直接吊り桟を付けて吊る仕様にする。
吊り桟は、ブラックウォールナットで角材をつくり、溝を切って組み込む。
抽き出しの前板はケヤキ、側および先板にはホオ。
前板にも溝を通して、正面からの見た目、吊り桟の正方形の木口が見えるデザインになっている。
抽き出しも一通り加工し、組み上げたら、本体に仕込む。
締めに、天板を仕上削りして、加工は仕上がり。
塗装をして完成。
明日はお届け、今日はそんなとこ。

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2005年02月09日

脚部の加工

文机の続き
吸付き桟に脚柱のみという構成なので、短い脚であるが、2枚2段ホゾを選択。
矧ぎ合わせた天板の目違いをはらい、吸付き桟を差すアリ溝を加工する。
これは、前につくった治具が使える。
加工には、先日導入した中古のルーターを下掘り用に使ってみる。
問題なく稼動したので安心。
2台あると、刃もの交換せずに溝が掘れるので便利である。
付属部品はついてない、ほんとにベーシックなものだが、溝堀には十分。
なかなかいい買い物であった。
今日はそんなとこ。

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2005年02月08日

天板の板矧ぎ

幅矧ぎする時の板の割付はいろいろな考え方があるだろうが、自分の場合、なるべく均等割にしないで、板の幅をそれぞれ若干変えるようにしている。
変えるといっても、何か法則があるということでもないが、それぞれの板の状態、隣同士の木目の切れ目のあわせ方、木目の見え方をトータルで見て、割り付けていく。
こうすると、ぱっと見たときに、矧ぎあわせの境目がより目につきにくくなるように感じている。(感じてるだけじゃないの?)
例えば単純に均等割すると、自分の体験上、矧ぎ口の平行線を脳で追うようになり、どうしても一枚づつの板を見てしまうように思うのだ。(意識しすぎるからじゃないの!?)
このやり方だと、普通に木目を合わせるより、踏ん切りがつかないことが多いため、結構板を見て悩む時間が長くなってしまうのだが、やはり天板は普段から目につくところなので、これも必要な時間だろう。

ちなみに、板矧ぎに手間取っている言い訳ではありません…。(ほんとかよ?)
今日はそんなとこ。

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2005年02月07日

ハンドルーター

すっぽりと空いた空間が…、などと哀愁に浸っている暇など無く、文机の制作。
文机といっても、古来のあのカタチでなく、学習机の脚を短くしたデザインになる。
まずは天板から。
話はがらっと変わるが、帯ノコとプレナーの刃を近所の機械屋さんへ研磨してもらいに持っていくと、中古のハンドルーターを棚に見つけて、それが前から買おうか迷っていたヤツで、結構奇麗に使われていたので、値段を聞くとこれもお手ごろ中古価格だったので、迷わず即決した。
このカタチは、かなりモデルチェンジしていないタイプなので、きっとその理由があるに違いないのだ。
検証してみたい。
まあ、使えなければ、据え付けてしまえばいいし。というか、はなから据え付け用にするつもりで買ったのだが…。
なんだか、今日はそんなとこ。

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2005年02月06日

納品

午前中、風汰の小学校で授業参観があったのだが、なんとかきりのいいところで、少しだけ顔を出す。
もうちょっと、常日頃から計画的に段取り良くやっていれば、このぐらいの時間はつくり出せるとわかっているのですが、この親父は、こういう人間なので諦めてください。(わかっていながらできないのは、最低なことです。)
午後、完成したカウンターテーブルの納品に向かう。
さすがに3.4mの天板は、ワゴンの荷台に入らないので、軽トラに積んで2台で走る。
なにより雨でなくて幸い。お近くだったのも幸い。
ちなみに一人で2台を運転した訳でなく、搬入のこともあるので柿花さんにお手伝いをお願いした。(いつもお世話になっております。)
お客さまのお宅に着くと、こちらですっかり頭に無かった搬入経路をご準備してくださっていて(長い長い板といいながら、そんなことも考えてなかったのか!?)、搬入も家族のみなさん総出で手伝ってくださったので、かなり手間取ると想像していた作業が、相当すんなりと完了した。(こちらもお世話になりました。)
当たり前だが、サイズ的にも、見た目的にも納まり良く、その板のボリュームの割に大仰にならず、トチの色でお部屋も明るく感じられた。
あれだけ長い板も、しばらくアトリエで作業していて見慣れて、あまり大きさを感じなくなっていたが、いざ納品してそれだけの場所が空いてしまうと、あらためて結構長かったんだと思う。
しみじみ…、今日はそんなとこ。

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2005年02月05日

追い込んでます。

夜中、あまりに寒いので、外で焚き火していて、ふと思いついて、中で火を燃やすと危ないが、炭なら少し気をつけていれば、遠赤外線であたたかいのではないかと思い、できた炭を一斗缶に入れてアトリエの中に入れてみたら、不完全燃焼でみるみる煙もうもう…。
それでも気持ち的に少し温かい気がするので、多少目にしみても背に腹はかえられない。
薪ストーブになぜ煙突がついているのかよくわかった…。
追い込んでます。(そのわりに何をやってるんだか。)
今日はそんなとこ。

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2005年02月04日

追い込み突入

日々のつれづれといいながら、追い込みにかかるとどうしても後追いで日々を綴ることになってしまう。
実際こんな状況じゃ、三日前のことなんて、ほとんど覚えちゃいないって…。
脚部の制作にかかり始めた。
毎回違う図面をカタチにする作業は、どれだけ机上でシュミレーションしてても、その都度迷うことが多少なりでてくる。
イコールになるときもあれば、変更する時もあるし、予想外のことになって、それを無い知恵しぼりまくって解決しなくてはいけないときもある。
ただ、注文を受けて制作する以上、結果完成できませんでしたとはいえない。死んでも言えない。
お仕事としてお受けする以上、基本的にできない注文は受けられない。
それはある意味、自分の枠を大きくはみ出た仕事、奇抜なことや、突拍子もないすごい冒険ということもなかなかできないということでもある。

ではそれでいいのかといえば、自分としてはその枠を少しずつでもやはり広げていきたいと思っている。
奇抜なことや、すごい冒険みたいな仕事が、自分にあっているかどうかは別の話であるが…。

「向上心や好奇心」というとありきたりな言葉であるかもしれないが、自分の枠を広げるには大切な気持ちだと思う。
日々徒然じゃないけど、今日はそんなとこ。

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2005年02月03日

節分

天板の壁側に、コンセントを逃がす穴の加工他。
脚部の加工にかかるので、天板の仕上がりサイズにあわせて図面を調整する。

今日は節分なので早めに帰って、こどもたちと豆まきをした。
歳の数だけ豆を食べる訳だが、チビ達は自分が36個豆の数を読んでるのを見て、たくさん食べると怒っていたが、あらためて豆を介してそれを数えると、そういえばそんな歳になっていたんだと、あらためて思う。
自分の歳なので、聞かれれば ぱっとは答えられるが、36という数字がどういうことかあえて思う機会というのは、誕生日も大々的に祝ってもらう歳でもないので、そうないものだ。
節分、節を分けるとは、そういう意味もあるのかもしれない。

それにしてもおっさんになってきたもんだ。(歳だけ伊達にとってないで、内面も相応におなりなさい。)
それは、わかっているけども…今日はそんなとこ。

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2005年02月02日

寒波

さすがに寒波というだけあって、かなり応える。
お客さまにご提案するイラストを3D図面からの描き起こし。
この作業は、CADでアウトラインレンダリングしたものをプリントアウトし、一度水性ペンでトレースして、それをスキャニングし、Photoshopで着色している。
全部デジタルで作業したほうが、工程も減るのだが、いったんアナログにしてフリーハンドの線に変換することで、仕上がりのイラストをわざと曖昧にしている。
かちかちの完成図のほうが、完成したカタチは見えるかもしれないが、例えば木目ひとつでも、実際はかなり雰囲気も変わってしまう。全体の雰囲気は、実際は出来上がり次第といってはなんだが、それに近いものがある。
それでもスケール感やボリューム感はカッチリとしたものを伝えながら、それでいて全体的にはまだ曖昧なままでいていただきたいという、一応意図があってこの方法にしている。(本当は、絵が描けないからというのは、ここでは内緒だろ?)

あとは、カウンター天板の裏面を仕上げにかかり、小口と木端の切り落とした跡を仕上げる。
今日は、そんなとこ。

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2005年02月01日

如月

2月になりました…。
なんとか更新しましたが、内容は相変わらずです。
風呂敷も中途半端に広げすぎますと、畳み直すのもちょっとの覚悟ではできなさそうです。(毎度のいい訳か!!)
引き出しのなさ加減が…、って、そんなのとっくにバレてますね。
お恥ずかしい。

もう、今日はそんなとこ。

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