ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2005年02月23日

ちいさい時の話(自分のではない。)

なんか久しぶりにまともに仕事した気がする…。
風汰の椅子、墨付けして、ホゾ穴を掘る。
小さくたって、いっちょ前なだけに、穴掘りも結構な作業になる。

風汰の宿題で、モノにまつわるちいさい時のお話を親に聞きましょうというお題目があり、先日は産まれた時の話を聞きましょうということで、カミさんが話をしていたので、今回は自分が話す担当になった。
あえてそういうことを話すとなると、案外、これというのを思い出すのもやっかいで、そもそもちいさい時の話って、お前まだちいさいやん!?という野暮な突っ込みもしたくなるってぇもんだが、数ある想い出の中から、今回は立樹が産まれた日に、風汰におみやげにつくっていった木のロボットとその時の話をカミさんからの指示ですることになった。
細かい理由は思い出せないのだが、カミさんの横浜の実家から病院まで、当時3歳前で少し長い距離をお散歩できるようになった風汰と二人歩いていくことにして、道順も知らないのに、方向だけをたよりに行き当たりばったりで歩き出して、霊園の中を彷徨ったり、民家の庭のようなところにでたり、ちょっとした冒険をしながらなんとか辿り着いたという、なんともそれだけの話なのであるが、それだけの話だけに当の風汰はまったく覚えてなかった。(3歳過ぎるとその前の記憶を忘れるというのは、本当だろうか?)
7歳のこどもには7年間を生きた歴史がある。(なんだ唐突に!!)
他人の命を容易く奪う事件が多い昨今、こういう話を家族でするのも大切なことなんだろう。
今日はそんなとこ。(無理矢理まとめたな…。)

投稿者 KAKU : 2005年02月23日 23:59

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