ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2006年05月31日

月末の反省

目一杯ロスして、ようやく普段通り、というか平常心という心持ちで仕事に向かえている。
過ぎた時間は戻らない。覆水盆に返らず。という言葉は、やはり重く応える。
ロスしただけでなく、マイナスになってようやく重い腰が上がっている。
こんなことの繰り返しで、前進できていない自分が恥ずかしい。自分に恥ずかしい。
行き先を見失ってはどこにも行けない。
そんことでまたひと月が終わりを告げる。
今月はそんなとこ。
(甘ったれた泣き言いってるんじゃないよ!!)

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2006年05月30日

ヒメボタル

社長が昨晩、大阪府泉南市のとあるところへ、ツチボタルを見にいって、それが陸に棲む珍しいホタルで、またそれの光が綺麗だとしきりに話すので、ツチボタルとは、なんたるものか検索してみるが、日本に棲息しているという情報に辿り着かず、ましてや、それはいわゆるホタルでもなかったりするので、情報をかいつまんでホタル繋がりで検索してみると、どうやらツチボタルではなく、ヒメボタルのことを話しているらしいことが判明した。
それじゃあと、時期的にもうピークを過ぎてしまうらしいので、子ども達、そして井本家をお誘いして、早速、今夜そこへ案内してもらう。
このホタル、発光のサイクルが他のホタルよりも早く、光も強く明るいので、真っ暗な森の中でいっせいに光りだすと、なんだかイルミネーションが点滅しているようで、確かに話すだけのことはあった。

ちなみに、ヒメボタルは、陸棲のホタルで、日本のホタルの中では珍しいようであるが、世界のホタルのほとんどが陸生らしく、ゲンジボタルのような水棲のホタルのほうが、全体的に見ると珍しいらしい。
と、にわか仕入れの蘊蓄を最後に加え、今日はそんなとこ。

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2006年05月29日

業務日誌

淡々と作業。
夜、木の暮らし研究会の久々のミーティング。
おやおや、そんなこんなで月末です。
と、今日はそんなとこ。(って、そんなとこか!?)

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2006年05月28日

日曜日は日曜日

とまあ、そんなことで井本家から朝、蜻蛉池公園へ遊びにいくというお誘いのメールをいただいたので、お休みにして、バットやらサッカーボールやらバトミントンやらを持って遊びに行く。
子ども達が二人ともちょっとはまともに球技らしいことができるようになっているので、相手してても面白いということもある。(結局、手前勝手な事情である。)
このところ、日曜日に父親ぶれているのは、なにか良くない前兆かも知れない……。
(さすがにそれはちょっと不謹慎すぎるな。)
穿ったことを考えずに、子ども二人もいれば、普通にそれでいいじゃない。
ね、今日はそんなとこ。

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2006年05月27日

機械精度

どうもひとつの機械の調子が芳しくなくて、触りだすと、他のもあれもこれも気になって、結局、検査とメンテナンスにはまってしまった。
やっぱり横切りのフランジの精度になるのか、どうも納得いかない。
刃の直径と回転数のバランスもあるのか。
これ以上追っかけると、削り直しどころか軸ごと新品と交換しないといけなくなるのかもしれないな……。
中古機械の難しいところである。
悩ましい。今日はそんなとこ。

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2006年05月26日

小泉誠オープンレクチャー by fresco

こんな大阪の片田舎の辺鄙なところへ、かの小泉誠氏がやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!ということで、ミーハーさながら井本氏と連れたって夕方からでかける。

というのも、この大阪の片田舎の辺鄙な場所にある、吹きガラス制作者の辻野剛氏という、その筋ではかなり名の通った方が主宰するfrescoというガラス工房が主催されるデザインワークショップに小泉誠氏が講師として招かれ、初日の夜に一般参加もできるオープンレクチャーが開かれるということで、これまたそういうことをヒト繋がりで情報を仕入れたJクオリアの松下氏よりお誘いいただき、喜び勇んで参加させていただいたという訳である。

デザイナー小泉誠氏といえば、暮らし系、インテリア住宅系の雑誌を開けば必ず目にする程の今の人であるが、今回のレクチャーでは、素材とアイテムを系列的に見せていくことで、単品を掘りさげるのではなく、全体的なお仕事のスタイルを垣間見ることができ、またこの方も、ヒトとヒト、ヒトとモノの関係というのを凄く大切にされている方なんだということを、お話を伺い感じることができた。

また、なにより、小泉誠氏をここ呼び寄せてしまうこの辻野剛氏という方も大概凄いと驚かされた。
工房も、人が集ってオープンにできるように雰囲気良く考えられていて、前々から、サイトを拝見してこういう方が比較的お近くで活動されていることは知っていたが、今回、ようやく機会ができてご訪問できたのはかなり得るものがあった。
しかも若いガラス工芸を学ばれる方々と思わしき受講者の方や、一般の聴講者もそれこそ、よくもこんなところにと驚く程、それもいろいろな所から参加されていて、やはり場所じゃないんだと、人が集わないのを場所のせいにするのは、所詮言い訳にしかすぎないと、あらためて知らしめさせられ、また、大いなる可能性を感じさせていただいた。

小泉誠氏とすでに面識のあった松下氏には、いつものことながら驚かされるともに、そのお陰で今回のこの機会に恵まれたことは、またまたこの人にも感謝である。
ありがとう。今日はそんなとこ。

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2006年05月25日

いやいや……

いろんな意味で追い込まれてきた……。
引き続き制作のほうは、学習机の部材を木拾いして、ストックらやそこらじゅうから引っぱり出してきて木取り、そしてコタツと両方木づくりにかかる。
増々、やらねば。
今日はそんなとこ。

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2006年05月24日

追い込みにかかりたい

ということで、部材の木づくり、加工を並行できるように、学習机のほうの仕様をまとめてしまう。
デザインのベースは作業台のイメージ。
男の子の机なので、お勉強も大事だけど、たぶん工作したりするのにも使われるだろうし、それこそ大人になってもほんとに作業台に使ってもいいぐらいのイメージ。
そんなつもりで図面をアレンジしていたが、3Dイラストにしてみると、昔懐かし学校の木の机みたいな雰囲気にも見える。
まあ、それはそれでありかなと思う今日はそんなとこ。

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2006年05月23日

木取り

合わせて学習机も進行したいのだが、随分遅れてしまっている。
そろそろ月末の兆し……。
さすがにいろいろとやばめ。
いやはや、今日はそんなとこ。

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2006年05月22日

月曜日

今月も、もう後半に差しかかってしまうので、今更ながらサイトのほうも微妙に更新しておく。(トップのイラスト変更しただけね。)
中身の記事や構成もなんとかしなければと思いつつ、もうどのくらいそのままになっているのだろう。
またあれこれしてる間に、一日暮れてしまった……。
なんかだか焦りが諦めに変わりつつある今日はそんなとこ。(諦めたらそこでおわりじゃないか!!)

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2006年05月21日

結局また休日

ずっと放ったらかしになっていたリツキの自転車のパンクを修理しようと思いたったが、修理セットを買いに出かけるにも、ホームセンタ−がオープンするまで少し早かったので、公園で子ども達とひと息遊んでから出かける。
ホームセンターから戻って、早速、パンクの修理に取りかかる。
ちなみに普段から自転車には乗らないので、パンクの修理は中学生頃にチャレンジして、タイヤをリムから外すのに少し鋭利なものを使ってしまい、かえって余計に穴をあけてしまい失敗したという苦い思い出がのみ有るので、そのリベンジの意味も含まれている。
今回はその反省も踏まえ、タイヤレバーなる工具もきちんと導入して事に及んだことは言うまでもない。
で、セオリーに従い、そのタイヤレバーを使いタイヤからチューブを出して、これまたセオリー通り、水につけてパンク個所を探すが、どこからも空気泡が出てこない。
念の為にふたまわり程確認してみても、やっぱり泡が出てこないので、どうしたことかと思いしばし悩んでみるが、あらためてここでタイヤのしくみを思い起こし、もしやと思ってバルブの虫ゴムを見てみると、これがかなりいい具合に傷んでいた。
原因はもしやこれかもしれんと思い、修理セットに付属していた虫ゴムと交換し、確認の為空気を入れてみる。
しばらく置いても空気が抜けている形跡が見受けられない。ほぼ確定として、チューブとタイヤを現状復帰させて、再度、空気を入れて様子を見ることにする。
これでダメなら専門家に診ていただく他ないであろう。

昼から、仕事に出かけようと思っていたが、昼食を食べて眠気に襲われるが侭に、しなければいいお昼寝してしまい、なんか中途半端な時間になってしまう。
まあそんなことなので、せっかく自転車も治ったので、リツキとあらためて公園へコマ無し(補助輪を外した状態)に乗る練習をしに行く。
なんとなく乗れそうなのだが、今ひとつ踏み込むのを恐れて今日は乗れなかった。
まあ、これだけは脳反射なのでカラダで覚えるしかなく、ここは是非頑張って克服していただきたい。

そんなこんなで、結局一日家にいてしまった。(ということは必然的に休んだということだな。)
しかし、あまり家に居着くと自分に里心ついてしまって良くないな……。
結局今月はずっとこんな調子で、また負債が増えることになっている。

帰らなかったら帰らなかっただし、帰ったら帰ったらだし、いったいどうしろと……。
難しい。今日はそんなとこ。

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2006年05月20日

恩師との再会

お昼から、大オオサカまち基盤(大バン)というグループが主催するプロダクトデザイナーの秋田道夫氏の講演会に参加する。

この大バンなる活動団体とは、これまでまったく縁もゆかりもなく、よってこの講演会自体も開催についてまったく知らなかったのであるが、これがまた、たまたまおなじみの井本氏がネットで探しものをしていた時に偶然見つけたということで数日前に連絡をいただき、考えるまでもなく即決急遽参加を申し込んだのである。

プロダクトデザイナーの秋田道夫氏については、以前この日記でもご紹介させていただいたことがあるが、自分のデザイン専門学校時代の恩師で、なぜ考えるまでもなくという表現をしたかの経緯についてはそちらをご覧いただければ大枠ご理解いただけるところであると思う。

そんなことで、講演終了後、片付けをされているところにお声を掛けてみた。
昨年より幾度かメールを送らせていただいているので、まったくご縁がなかった訳ではないとはいえ、もう15年程、お会いしていなかったこともあり、話しかけるのも緊張したが、思いきって話してみれば、あの頃と同じ緊張感を感じさせながらも、同時にひょうひょうと冗談まじりに相手を受け止めるというあの感じは当時と変わらないもので、こちらの無駄な気苦労もいささかあっけなかった。

その後、大阪の近代建築ダイビルにある喫茶大大阪での懇親会では厚かましくも隣の席に座らせていただき、他の参加者の皆さんと一緒に歓談させていただくが、自分もあの頃より少なからず酸いと甘いを味わっている分、当時感じたあの気持ちとまた違った方向からも、秋田道夫という存在を感じ、そこからまたあらためて自分を見ることができた。
若いデザイナーの方が羨望の眼差しでお話を聞いているのをみて、あらためて凄い人からご享受いただいていた、今にして思えば、あの学校の教授陣は凄い顔ぶれだった訳で、そういう出会いがあの頃にあったことが、今ある自分にすべて繋がっているんだと、いろいろなことへの感謝の気持ちで一杯になった。

時代の流れとご本人の意志で、昨今、時折デザイナー秋田道夫というお姿を拝見させていただく機会も増えているが、誰かに、なにかに仕立てられたスターではなく、何年にも渡り一線で活躍し続けた結果ここにあるという本物の凄さは、やはり、尊敬に値する先達の一人だとあらためて実感させられると同時に、またひとつの目標とする生き様を垣間見させられた。

また、今回は、秋田氏と15年ぶりに再会できたことはいうまでもないが、大阪でこのような活動をされているグループがあること、そこに集う個性豊かな人々と出会うことができたこともまた素敵な楽しい出来事であった。

先を歩く人は、常に先を歩き続けることが、後に続く者への使命なのだと、実感した。
斯くありたい、いや、あろう……。
素晴らしい、今日はそんなとこ。

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2006年05月19日

再検討

脚部ヤグラの加工にかかる前に、脚部空間を簡易試作であらためて検証してみると、ちょっと具合がよろしくない感じで、図面を見直す。
幕板を薄くする場合、全体の構造との兼合い、脚との仕口、いろいろ条件が交わる中での最適解がどこにあるのか。
あれこれいろんな方向からプランを出して考える。
うーん、隅木入れれば一発解決するんだけど……。

故意に難しくしている訳では無いと思いたい。
今日はそんなとこ。

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2006年05月18日

曲線削り

昨日の続きで、仕上がりのラインを仕上げ削りの段階まで削りこんでいく。
面を崩さないように、時折スコヤで確認しながら、当たり前のことを当たり前に忠実にやっていく。
小さなアールを取った木口から逆目に繋がるラインがあるので、最後のほうは、特に刃を切らせて薄い屑を出しながらラインを意識しながら撫でるように削り上げていく。
ブラックチェリーは刃当たりがいいので、こういう加工にはありがたい。

削り上がった面独特の濡れたような光り具合が美しい。
今日はそんなとこ。

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2006年05月17日

甲板の成形

一番順当な方法としては、型をつくって、ルータで倣う方法であるが、あえて回りくどい方法をとって、カンナで削り出す。
合板で墨付け用のテンプレートをつくり、バンドソーで荒取りして、カンナで墨線を追い込んでいく。

それは、所謂、手作り、クラフト然としてわざとらしくカタチを崩していく為でなく、今ある技を出しうるかぎり線を追い込み、そうして最後にそこに一見同じラインの中にある微妙な差異というものを表現する手段としての選択である。

手段は、時と場合、考え方で変わる。
なんて、今日はそんなとこ。

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2006年05月16日

なんだか

なかなか腰の痛みが取れない。
低いところの物を取るのに咄嗟に屈めないのは、なんとも不自由なものである。
屈んだり、腰に力を入れる動作が多いことに、あらためて気付かされた。
やっぱり健康がいちばんです。

仕事も捗りません……。(とまたも言い訳か。)
今日はそんなとこ。

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2006年05月15日

業務日誌

甲板の加工にちょっと手間取り過ぎ。
ちょっと中だるみ気味なので、気を引き締めてかからないと完成が見えない。
まだこれから甲板を側を緩やかな曲線でカットして成形しないといけないが、その型もつくらないといけない。

やっぱりちょっと読みが甘かった……。
早く峠を越えたい気分な今日はそんなとこ。

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2006年05月14日

魚釣り

朝から、地元自治会、子ども会の公園清掃に一家総出でひと仕事してから、皆で釣りに出かける。

昨日の夕方、井本造園の井本氏がやってきていろいろ話していたのだが、流れとまったく関係なく子ども達連れて釣りにでも行こうか、ということになった。
じゃあ行ってみようかという話しになったのはいいが、如何せんインドア派でほとんど釣りなどしたことの無い二人、どこへ行って何をすればいいのかすらよくわからない。
それじゃあ場所だけでもとネットで調べてみると、大阪南港に海つり園という施設があるという情報を得、安近短なこともあり、とりあえずそこへ行ってみようということになった。
ちなみに道具については、井本氏のお父上が釣りがお好きということで、一式お貸しいただけるだろうということで、まあ竿を垂れる振りだけでも楽しいかと、いつもの体験気分で出かけることになった。

見よう見まねで魚釣り的なことを楽しんだ釣果は、リツキが偶然としか思えない、腹に針を引っ掛けて釣り上げた小魚一匹であったが、だいたいどう考えてもこの場所、グロテスクな謎の動物の遺体が浮遊していたりして、ほんとに魚が住んでいるのか、もしくは、謎の物体Xみたいなものが釣れたりしないのか、ちょっと不安になるような立地環境の場所ではある。
でもまあその割には、結構沢山の人が竿を垂れていて、少し横のほうでおじさんがタコを釣り上げていたりしたので、まったくそんなことも無いのだろうけど、余計な心配ではあるが、あのタコやっぱり食べるのだろうか……。(足が12本ぐらいあったのかもよ。)
昨今、あれ以上にあれな食物を知らず知らされずに摂取していることは、察するに容易いことではあるが。

魚を釣るには、魚のいるところでというのは、マーケティングの原則のひとつによく言われることであるが、どうやら、それは釣りにもいえることのようで……、ってそれはあまりに本末転倒すぎるが、今度は、もうちょっと魚のいそうなところと時期をリサーチして、リベンジしようということになった。

まあ、子ども達は程々で飽きたので、横にある関西電力の施設に場所を移しまたひとしきり遊び、はたまた井本家で晩ご飯をご馳走になって一日が終わる。

とありがちな日曜日の今日はそんなとこ。

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2006年05月13日

腰痛

タイトルの文字通り、腰痛です……。
昨日の作業中に兆しを感じていたのですが、今朝になってから結構きてます。
若くもないが老けてもない、微妙なお年頃ならではのカラダになってきつつあるようです。
中腰の姿勢が多いので、かなりキツいです。

動きはじめにヨッコラしょが合い言葉……。
つ、つらい……、今日はそんなとこ。

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2006年05月12日

業務日誌です。

Breadboad ends を加工するのにちょっとまどろっこしい方法を取ってしまったので、なかなか微妙なところで収まりがつかなくて手間取ってしまう。

機械を使う場合、後からちょこちょこと下手に触らないようにする(だったような)という教官の教えがあって、それは今も機械加工するに置いて頭に常に置いてあるのだが、機械を使う場合、大まかには、……

椅子を数脚制作する場合のホゾ加工のように同じ加工を数こなすようなときは、徹底して機械加工で精度を合わせて無駄に手をかけず合理的に納める。

もしくは、材に合わせて微妙に加減が必要な場合、目安のラインや、基準を機械できっちりと加工し、荒取りをざっくりと機械加工して、あとは手加工できっちり納める。

……という対するパターンと自分なりに解釈している。
併用する場合のほうが圧倒的に多いのであるが、大抵それは、どちらかが及ばない場合の補助加工になるので、ここでは例えとして二極分化としておく。

とはいえ、どちらを主でいくか最初に方向付けておかないと、思わぬところで余計な手間をくってしまうことになり、今回は、ちょっと読みをはずしてしまった訳である。

まだまだ甘い。日々研鑽が必要です。
今日はそんなとこ。

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2006年05月11日

端喰、端嵌(はしばみ、はしばめ)……???

アメリカン的には Breadboard Ends だそうである。
ちなみに bresdboard とは、パンこね台; パン切り台. と英和辞書検索した結果である。
今回、甲板の反り止めに端嵌を用いる。
木の性質的に考えて、この方法だと湿度変化で側面に目違いがでるのは否めない。
それを踏まえて目地を入れたり意匠的に逃げをとっておく必要がある。
まあ、メリット、デメリットを理解してどう解釈して、如何に対処するか。

ということでしょう。どうでしょう。今日はそんなとこ。

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2006年05月10日

さて、

ようやく仕事もリズムに乗ってきたと思う頃には、あれこれ遅し……。
こうやってズブズブと泥沼に引き込まれた脚がまた沈みを増していく。
未だこない先のことをあれこれ考えて悩んでいても仕方がない、今やることを先にやって、まあなるようになる命までは獲られないさと、うそぶいていても現実は常に追いかけてくる。
で結局は悩む訳である……。

悩みはエンドレス。今日はそんなとこ。

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2006年05月09日

通常業務

丸ノコの刃にやたらヤニが付着しているので、地味に取ってみるが、やっぱり単に切れ止んでるだけだった……。
綺麗にしてもう少し使えるかと思ったが、なんかあると嫌なので素直に交換しておこう。(万が一なにかあると、嫌なので程度では済まない。)
機械屋さんのオヤジさんに、以前、そのことを相談したら、そういう時は大概、刃が切れてないんだから……。と痛いところを突かれたことがあった。
まあ、オヤジさんにすれば、ノコ刃一枚でも研磨すればいくらかになるかもしれないが、こっちは研磨に出したら支出になるんだから、しかもチップも減るし、零細事業家の身にもなってよ……、実も蓋もないと思いもしたが、オヤジさんの意見が総じて正しい。(ゆえに痛いところを突かれたと感じる。)
切れてないと不要にキックバックを喰らうこともありますし……。
早め早めの交換をお薦めいたします。

安全第一、今日はそんなとこ。

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2006年05月08日

仕事モード

アトリエの中もすっかり「暖かく」を通り越して、「暑く」になっている。
完全防寒だったのは、ほんこの間なのに……。
そうこういってるとまた、この仕事に大敵な梅雨がやってくる。

しかし、なんか刃物が一斉に切れ止んでる気がするのは、機械を動かさな過ぎのせいか……。
単に、換えるのが億劫で使いっぱなしなだけなのだが……。
切れない刃物は危険なので、程々で交換しておこう。
そう考えるとエンシンブロックってやっぱり便利だ。(横着に馴れるとダメだね。)

今日はそんなとこ。

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2006年05月07日

雨の日曜日

事務所にきてあれこれしてると一日過ぎてしまった。
結局、黄金週間は、休んでも休まなくてもたいして変わらない一番良くない中途半端な過ごし方だった……。

さあさあ、浮ついた一週間も終わりましたし、気を引きしめて追い込みモードに入りましょう。
ということで、またもあっさりと今日はそんなとこ。(しかし、わざわざ書くまでもないな、こんな日記……。まあ、いつものことだけど……。)

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2006年05月06日

さてゴールデンウィーク気分も程々に

とかいいながら、いまいち仕事が進んでいないのは、どういうことか……。

………
……今日はそんなとこ。(書けることが無いぐらい進んでいないということか。)

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2006年05月05日

家族サービスという皮を被っているだけ

二日目のお出かけは映画を見にいく。
もちろん現在公開中の「ガメラ」の新作である。(もちろんっていうのも……。)
ガメラとゴジラの新作だけは、特撮怪獣世代としては何をおいても押さえておかなくてはいけない一本なので、子どもをだしに大手を振って見にいけるのがなにより。(まあ、たいがい誰が一番見たがっているかというのはバレバレですが……。)
堺浜に最近オープンした大型のホームセンタ−と丁度同じ敷地にシネコンがあり、そこにも一度足を運んでおきたかったので、一石二鳥のお出かけになった。
そのまたついでという訳ではないが、近くに来たので井本家に夕食をご馳走になりに寄らせていただく。(この書き方だと、夕食だけが目的みたいになるが、まあみたいなものか……。)
ここにも早速、我が家のコマブームを持ちこむ。
井本家のご子息も、井本氏と一緒に頑張って練習して遂にはひとりで回せるようになり、みんなでコマ回し大会になった。

その井本家のキッチンキャビネットを制作してほぼまる一年になるが、思い起こせば、引っ越してもキッチンがない状態になっていたのが後ろめたくて、昨年はゴールデンウィーク中に追い込みをやっていたが、一年前でもこれだから追い込まれないと仕事進まない体質もかなり症状が進行しつつある。
若干、実験的要素も含ませていただいたお仕事であったが、問題無く(逆に問題があっては困る。)使っていただいている様子なのはなにより。

まあ、そんなこんなで今日はそんなとこ。

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2006年05月04日

独楽

少し早めに仕事をしまって(やらねばならないことは一杯あるのだが……。)、折角回せるようになったので感覚を忘れない(気持ちが盛り上がっている)うちに、コマを買いに行く。
あえてこういうものを買おうと思うと、町の玩具屋さんというのも、すっかり無くなってしまっていることにあらためて気付かされる。
子どもの頃、少ないこずかい握りしめてプラモデル買いにいったりしたお店も、みんな無くなってしまって、基本的に子どもに余計に玩具を買い与えない派なので、こういうこともあまり言えた立場ではないが、それでもやはり寂しいものだ。
流通と消費の変化、少子化の影響等々、玩具屋さんに限ったことではないのだろうが……。

結局、ショッピングモールにある駄菓子屋さん風のお店で売っているのを見つけて購入する。
早速帰って、子ども達とコマ回し大会。
リツキもだいぶんゴネたり怒ったり泣いたりしながらも、なんとか回せるようになった。
うれしがって下のおじいちゃんとおばあちゃんに披露しにいくと、流石におじいちゃんは昔の人なので、手のひらで回したりして見せて、子ども達に尊敬されていた。
いつもなら寝る時間まで三人でコマを回し続けた。
今日はそんなとこ。

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2006年05月03日

読書

リズムが連休モードになっているので、こういう機会だしこのあいだ本屋さんで買った本を一冊読み上げる。
いわゆるビジネス本であるが、ガチガチのビジネス本ではなく(そもそもそういう本は読めない)、独自のマーケティング理論を持った著者の書いた、ビジネススタイルについて書かれた内容の本である。
内容的には、この著者の基本的な理論に肉付けした内容であったが、それが還って忘れていた事を改めて気付かせてくれ、ここのところ長い間、目の前にあった靄が少し晴れた気持ちになった。

実は、この仕事を始めた頃にもこの著者の書いた本を読んで、ビジネススタイルを築くヒントを得たことがあったが、このところ少しばかり忙しくなっただけで図に乗って、なにか大事なものをどこかに置き忘れていたのかもしれない。

本一冊とはいえ、それも出会いなのだと思う。
それが名著や、ベストセラーではなくても、その時の自分に見合っていることが大切なのかもしれない。

この本が最近出版されたタイミング、本一冊を手に取ったのもタイミングだし、こういう時間がなければ積ん読になって読む機会もなかっただろうし……。
不思議とそういうふうになっているのだ。

些細な事かもしれないが、そんな事がいっぱいあるから生きるって楽しい。
偶然という名の必然。今日はそんなとこ。

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2006年05月02日

リズム

さあ仕事と思うと人が来たりして、それが案外重要な話を唐突に持ってきたりするから、結局あんまり仕事にならなかったりする。
一度調子がズレ出すと、戻すまでなかなか……。

リズムって難しい。今日はそんなとこ。

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2006年05月01日

皐月

あれよあれよと言ってる間に5月です。
あれあれ仕事の手が進んでいません……。
なんかかんかと理由をつけては手が止まってしまいます。
意志の力が弱いのです。
こんなじゃダメだとわかっているんですが……。

新しい月のスタートからダメダメな今日はそんなとこ。

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