ちいさな工房の毎日を綴ります。
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「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2006年05月26日

小泉誠オープンレクチャー by fresco

こんな大阪の片田舎の辺鄙なところへ、かの小泉誠氏がやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!ということで、ミーハーさながら井本氏と連れたって夕方からでかける。

というのも、この大阪の片田舎の辺鄙な場所にある、吹きガラス制作者の辻野剛氏という、その筋ではかなり名の通った方が主宰するfrescoというガラス工房が主催されるデザインワークショップに小泉誠氏が講師として招かれ、初日の夜に一般参加もできるオープンレクチャーが開かれるということで、これまたそういうことをヒト繋がりで情報を仕入れたJクオリアの松下氏よりお誘いいただき、喜び勇んで参加させていただいたという訳である。

デザイナー小泉誠氏といえば、暮らし系、インテリア住宅系の雑誌を開けば必ず目にする程の今の人であるが、今回のレクチャーでは、素材とアイテムを系列的に見せていくことで、単品を掘りさげるのではなく、全体的なお仕事のスタイルを垣間見ることができ、またこの方も、ヒトとヒト、ヒトとモノの関係というのを凄く大切にされている方なんだということを、お話を伺い感じることができた。

また、なにより、小泉誠氏をここ呼び寄せてしまうこの辻野剛氏という方も大概凄いと驚かされた。
工房も、人が集ってオープンにできるように雰囲気良く考えられていて、前々から、サイトを拝見してこういう方が比較的お近くで活動されていることは知っていたが、今回、ようやく機会ができてご訪問できたのはかなり得るものがあった。
しかも若いガラス工芸を学ばれる方々と思わしき受講者の方や、一般の聴講者もそれこそ、よくもこんなところにと驚く程、それもいろいろな所から参加されていて、やはり場所じゃないんだと、人が集わないのを場所のせいにするのは、所詮言い訳にしかすぎないと、あらためて知らしめさせられ、また、大いなる可能性を感じさせていただいた。

小泉誠氏とすでに面識のあった松下氏には、いつものことながら驚かされるともに、そのお陰で今回のこの機会に恵まれたことは、またまたこの人にも感謝である。
ありがとう。今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2006年05月26日 23:59

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