ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2006年09月30日

アート・クラフトフェスティバル in たんば 2006

自宅に帰って床でちょっと仮眠して、サンプル椅子他、テント等備品の積み込み、出発準備を始める。
いつものことながら、ちょっと出遅れた感があり、設置場所の心配で道中若干焦りもするが、なんとか一応、昨年と近い場所にテントを張ることができた。
あとは昨年の日記をご参照ください。

……という訳にもいかないので、続きおば、
今年は、某SNS(まあ、言ってしまえばmixiなのであるが……。)で知り合った三重の家具工房『家具の音楽』の名嘉眞正氏(彼は既に卒業済み)とはじめてお目にかからせていただいたり、そっちの関係でまた新たな出会いも少しばかりあったりする。
天気も程々良く、子ども達と遊びながら過ごした今日は……、今月はそんなとこ。……もう、今月はなのか。

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2006年09月29日

準備その他

炭入れの加工の続きとカミさんアイテムの木っ端の一輪挿しの寸法カット
明日持っていくチラシの手直しやら、なにやら準備。
なんとかフレームだけだったアームチェアに座面をのせてカタチになった。
ただ、じぶんちショールームのサンプル用だと油断したのと、焦ったので、ちょっとあるまじき凡ミスをしてしまったのはご愛嬌で、ここだけの話。(って、実物見ればすぐにわかってしまうのに……。)
まだまだ、積み込みまで至っていないけど、今日はそんなとこ。

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2006年09月28日

線路は続くよ。

接着の養生している間に、次のお仕事、炭入れの加工。
モノ自体は、どちらかといえば小家具の部類になるのだが、デザイン的にちょっと余計なことを考えてしまい、角度のついた微妙な加工で部材同士の取り合いにいちいち頭を頭を悩ませながらになり、手こずる。
そんなことで、加工しながら、仮組しながら、ぶつ合わせで加工を進める。
ひと通り加工の済んだ本体を仮組してみると、目論見通りなかなかいい感じになりそう。
でも、納期が……。
ヤバい、今日はそんなとこ。なんて言ってられない。
けど、今日はそんなとこ。

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2006年09月27日

……

ハイ&ロー脚の部材に仕上のカンナをかけ、手触りよく糸面より気持ち分ぐらいの面取りをして、組立てにかかる。
クランプかけて養生しておく。
次の段取りにもかかり始めないといけないし、これまた土日の準備もままならない。
持っていく用にフレームだけの椅子に座面も乗せたいし……。
……今日はそんなとこ。

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2006年09月26日

さてと、

脚部の加工を済ませて、仕上げ前の水引きして養生の間に、次の仕事のデザイン的なこと兼図面を描いて、サイトの表面上だけの更新。
にしても、ほんとこれ、もう一年ぐらい記事がまともに更新できていない。
なんとかしないとと思いながらも無駄に過ごしてしまっている時間を累積してそこに充てれば、他にも、気にかかっていることの大抵のことはなんとかなっている筈。
人には平等に一日24時間与えられているのだから……。
時間管理と自己管理能力は、もう数年バージョンアップできていないってこと。
でもこういうことって、小さい時からの習慣が……なんていうのは言い訳だな。
惰性は気持ちの問題ですよ、気持ちの。

今日はそんなとこ。

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2006年09月25日

案の定、筋肉痛……。

カラダ中、ギシギシと唸りをあげている。
いい大人が調子に乗るものではない。結局、こういうところでも自己管理ができていない訳だ……。
お仕事のほうはもう一息。
今日はそんなとこ。

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2006年09月24日

北小運動会

子ども達の所属する小学校の運動会の観戦。
今年から、次男リツキも一年生になって、フウタと二学年分の競技に注目することになり見どころが増える。
また、見ているだけでなく、PTAの綱引きとフウタのPTC競技のデカパン競争にも参加する。
デカパン競争のほうは、二人とも走るのが鈍なほうなので、無理して走るようなこともなかったのであるが、ちょっとやってしまったのは、秋に大人を熱くさせる綱引きのほう。
形式は即席4チームの一回2セットマッチで勝ち上がりトーナメント。
自分のいたチームは後半戦で、前の戦いを見ているせいもあり、かえって血がたぎり、ハッスルして一回戦を勝ち上がることができたのであるが、本来運動会の余興行事、無駄に時間を与えられている訳でもなく、すぐにそのままインターバル無しで二回戦で突入。
周りを見ると比較的力強そうであるが、年齢的に若干高めのようにも見え、既に一回戦で使いきって息も絶え絶えなのはどうやら自分だけではないようである。
都合4セット綱引きっぱなし状態というのは、どう考えてもリアリティーが無さ過ぎである。
結果、検討無なしく……。相手のほうが、平均的に若く見えるというのは、負け惜しみか……。
筋肉痛に悩まされることも忘れ、つい熱くなりすぎてしまった。
やはり、運動会は、見るものでなく参加するものである。
リツキが卒業するまで、まだしばらく運動会では楽しませていただけそう……。
な、今日はそんなとこ。

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2006年09月23日

秋分の日

朝晩、ほんとに肌寒くなってきたと思えばもうこんな時期。
とにかくまあ、ハイ&ローテーブルの脚部の制作。
もう一息のところなのだが、こちらもそろそろ完成させないといけない。
次の仕事もすでにかかり始めないと……。(焦そして汗)
この調子だと、次週はたんばのクラフトフェアなのだが、目新しいことはまたできなさそう……。
とりあえずファミリーキャンプとヒトとの出会いをお題目にいたしましょう。(とかいいながら、人見知りで、結局知ってるヒトとしか出会えなかったりするんだろ。)
汗そして焦な今日はそんなとこ。

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2006年09月22日

自己

完成したスピーカースタンドを発送する為、梱包する。
微妙に大きく、微妙な形状なので、程良いカートンがなく、案外梱包にも手間がかかる。
あと、テーブルの脚部は木取りの都合から図面の微調整、それと次の仕事の材料の段取りとプラン。
意志薄弱なせいでなかなか思惑通りに進まない……。
あとひと踏んばりできない自分が毎度嫌になる。
自己管理できなくて自己嫌悪。今日はそんなとこ。

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2006年09月21日

余談のほうが長いのだけど……。

スピーカースタンドの塗装
ハイ&ローテーブルの脚部の木取り
その次のこともあって、お尻に火がついてます……。
とりあえず今日はそんなとこ。

後は余談になるが、
夕方、リツキがこの日曜日に運動会を控え、体育クラブの陸上の練習にいきたいというので、仕事に来ていたカミさんを送るついでに、近所の運動公園へ見学にいく。
そこに、フウタがクラスメート数名と一緒に、学校の校外課題をしに来ていたのだが、帰り際、友達のうちひとりが自転車の鍵を無くしてしまい、しばらく一緒に探したものの門限だからと連れたって帰りはじめる子ども達(我が子含む……恥)。
うちなんか、カミさんとリツキと自分がその場で一緒に探しているんだから、門限もへったくれもないにも関わらず周りに流されてしまっているのが、我が子ながら思考回路を疑うところである。
大抵そういう時は、家に帰って怒られようとも、困っている友達の行く末を見届けるまで、一緒にいるもんだと思うのだが、今時の子はそうでもないのか。しかも、普段から仲良くしているにも関わらずである。
男気というか人情というか、小学校三年生ぐらいだと、そういう意識も薄らとでもあったように思うのだが……。
もう、こういうレベルから、人間関係の希薄さは始まっているのだと思うと、昨今の状況も理解できなくもないか。
にしても、やっぱり人間なんだと思うのだが……。

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2006年09月20日

ヤマ場

各部材の仕上削りをして、組立てにかかる。
地味ですが、詰めだけに気も使います。
にしてもチェリーは削り肌が美しい……。今日はそんなとこ。

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2006年09月19日

球面を

豆ガンナでシコシコと削り上げる。
さすがに肩も凝ります。
なんとか組立てまでいきたかったが、仕上げたところで気力が途絶えた。
いい加減完成しないと……。今日はそんなとこ。

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2006年09月18日

お休みにしました。

朝から公園で、子ども達と野球ごっこらしきものをして、カードゲームに興じ、お昼からフウタの運動靴を買いにでかけ、ついでにセールにでていた小洒落たグリーンのレトロチックなNIKEのスニーカーを自分用に、少しサイズが大きかったが、別に走り回る用ではないので、そこは気になるがあまり気にせずに、お買い得感のほうを優先して購入したりということで、ちょっと気持ちを切り替えて今日はそんなとこ。

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2006年09月17日

積み木遊びのワークショップ

じぶんちショールームのオープンルームイベントで、恒例の『積み木遊びのワークショップ』でした。
いつも立方体と直方体を使って円形に積み上げてタワーをつくる活動をします。
そして積み上げた後で、下から子どもが一人出入りできるぐらいの量の積み木を抜き取り一カ所空間をつくるのですが、今回は非常に稀にうまくいって、細い柱数カ所で支えるカタチができ上がりました。
222223111_165.jpg
222223111_238.jpg
欲を出して、もう少しというところで残念ながら崩れてしまいましたが、その瞬間、たまたま中に入っていたのですが、その崩れかたも、よくあるビル爆破解体の映像のように、真下に綺麗に崩れたようで、頭上にほとんど落ちてこず、崩れ方まで絵になるものでした。
やはり積み木は奥が深いです。今日はそんなとこ。

こちらご参加のお母さまがたまたま良いタイミングで映された崩れる瞬間のケータイ動画です。(ファイル形式の都合でご覧いただけない場合、どうかご容赦ください。)

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2006年09月16日

球面削り

度々、ここでも話しているが、スピーカーと脚柱、脚柱と床面の接点に点接点を得るというのが、90角柱の木口面にR100の球面を削る訳であるが、寸法的にちょっと丸く削るといいう感じではないので、これがなかなか。
昇降盤とベルトサンダーで荒取りするにしろ、ある程度のところまでで、あとは手削り。
木口なので逆目はないが、そのかわり木口なので刃が切れてないと削れない。
中削りは少し湿らせれば騙し騙しできるが、仕上は毛羽立ちのこともあるので、そういう訳にもいかない。
まだ少しかかりそう……。今日はそんなとこ。

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2006年09月15日

朝帰りでちょっと寝不足。

スピーカースタンドは、木づくりできた部材をあらためて木寄せし、墨付けしてホゾの加工。
脚柱に対し貫一本で支えるシンプル構造なので二枚ホゾで納める為、効率を考え、太さの微妙に違う部材もすべてホゾ穴を共通にできるように加工の手順を考える。
角ノミのセッティングは差尺の部材を噛ませることで一度で済ませ、胴付の切り込み深さの差は、ホゾを取る際にアサリの厚みでカバーできる程度になるので、あとは嵌め合いを丸ノコで調整する。
数が少ないので、如何に機械のセッティングを簡単に済ませるかということも、作業の効率化に繋がる。
しかしながら考えてる時間で加工できてしまうということでは、まったくもって本末転倒になってしまうので、そのあたりの判断力も経験値として当然求められるところ。
後は、この仕事では一番の手間どころである、脚柱の上下木口の球面削り出しが控えている……。
あっさりと今日はそんなとこ。

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2006年09月14日

『還暦記念、工房開設30周年記念展 矢澤金太郎 家具の世界』にて

甲板矧いで、スピーカースタンドの部材の木づくり。
夜、Jクオリアの松下氏にお声をお声をお掛けいただいて、梅田阪急百貨店ミューズホールでの『還暦記念、工房開設30周年記念展 矢澤金太郎 家具の世界』に出かける。
このイベントを企画されたギャラリー三彩の北岡氏と松下氏が懇意にされていることもあり、会場で矢澤金太郎氏をご紹介していただき、少しお話しさせていただくことができた。
想像以上に、気さくに色々なお話を聞かせてくださり、先達の方にお話を伺うと常々同じような思いを受けるのだが、ひとつ世界を構築された先達というのは、モノと同じ様に、お人柄そのものも完成されていき、その世界感ができ上がっていくのではないだろうかと。
また、氏の奥様とは、以前にリンクを切っ掛けに掲示板等で少し交流を持たせていただいたこともあり、今回、ようやくお目にかかってご挨拶させていただくことができた。
それにしても30年間という年月は、本当に伊達ではないと思う。
それでなお新しい試みでの展示をされているのである。
そのことは、氏のブログにもお話しされていらっしゃるので、是非ご参照ください。
http://jimmy.blog73.fc2.com/blog-entry-20.html
まだまだ学ばなければいけないことは多い。今日はそんなとこ。

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2006年09月13日

日々雑感

手筈整い、さて矧ぎ始めるかというところで、今回購入した材料の件でちょっと気になることがあって、営業の担当の方に連絡をしていたのだが、ちょうどお見えになって中断。
単価の高い材を扱っているので一見潤っていそうな感のある広葉樹屋さんも、その材を扱う直接のユーザーである、家具、建具製造業界の国内での現状を見れば想像に容易いが現実問題そうでもなく、色々模索されているようで、そういったことについていろいろお話する。
材木屋さんというのは、大きな塊を動かして大きな利益を得る商売の傾向があり、そういう思考、組織形態になっているが故に、今的なマーケットの変化に対応していくのが難しいのように感じる。
簡単にはいかないのだろうが、結局のところ、なにもせずにいても減少を待つだけでしかない気がする。
それよりは足掻いてでもなにかを掴んだ方が生き残れる確率は上がるような気も……。
素材を扱う材木業界とはある意味一心同体だと思うので、なにか同じ方向での流れをつくれればと常々思っているが、こちら側の規模が小さすぎるせいか、業界として成熟していない為か、いまいち視界に入れていただけていないように感じるのは気のせいか……。
まだまだやれることはある……筈。(おまえはまず今の仕事をやれよ!!)
今日はそんなとこ。

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2006年09月12日

日報

ダイニング&ローテーブルの甲板の板矧ぎにかかる。
なんだけど、実際のところ木づくりしたところまで。(昨日のあれはなんだったんだ!?)
表面削って、木目がはっきりすると、並びが改めて気になり、ちょっと順番を入れ換えたりして結局そういうところで時間を食ってしまう。
各々の板の幅を決め矧ぎ口を取って、全体の幅まで決めたところで置いて、雇い実の部材をよって準備する。

テレビのロードショーで「X-MEN1,2」と放映していたことで、ちょっと火がついてしまい「X-MEN3」をレイトショーで見にいこうかと思い劇場へ向かいクルマを走らせるが、途中でなんだか妙に冷めてしまい、進路を変えてちょっと回り道ドライブし、コンビニでカミさんにアイスクリームをお土産に買って家に帰る。
という今日はそんなとこ。

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2006年09月11日

通常業務

取り敢えずスピーカースタンドの脚柱の矧ぎ合わせを済ませた。
甲板を矧ぎ合わせる間に養生して、その養生の間にスタンドの加工して……。と何事も頭の中の通りにとんとんと進捗してくれれば、まあ、こんなことにはなってないのだが……。
って、せいぜいこれぐらいのことできなくてどうする。
って、今日はそんなとこ。

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2006年09月10日

休日は休日

カミさんと子ども達を井本家に預けて仕事にくるが、わざわざ出てくる程捗ってもいない。
昨日半日休んだからという後ろめたい気持ちで仕事にきても、ポジティブな方向にモチベーションも上がらないし、そもそもそういう気持ちでしか仕事に取り組めないところが浅ましい。
やるときはやる。やらないときはやらない。
気持ちの切り替え、メリハリのつけようについて、いまだ学べていないのは、前々からの課題。
うーん、いっそのこと休めば良かった。
しかし今の思考状態だと、休んだら休んだで、それが後ろめたい訳だが……。
課題は満載。今日はそんなとこ。

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2006年09月09日

占術的アドバイス

その筋の知人が、近くに遊びにきているのでアドバイスをいただきにお昼からでかける。
かなりプライベートな部分にも踏み込むので、ちょっと詳細についてはオミットさせていただくが、(今までこれだけ開けっ広げでおいて、それにましてまだ隠すことがあるのか!?)まあ、ネガティブな方向の話ではないので、ご関係各位はご安心ください……。
まあ、ここ最近の行き詰まりが解消される切っ掛けにならばいいのだが、それは今後の成り行き次第。
藁にも縋るとはこのことか……。今日はそんなとこ。

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2006年09月08日

久しぶりに勘弁してください。

数日前に電話があって、ステンドグラスの会社の方らしいのだが、木製品の開発云々でお話しをしたいということで、今日のお昼過ぎに打合せの予定を入れていたのだが、一応お約束しておいたその時間になってもいらっしゃらない。
特に連絡もないので少し遅れているのかと思い、仕事しながら待ち続けるが、結局終日、音沙汰無しのまま。
お待ちしている間も仕事は続けられるのだが、どうしても入口のほうの気配に気がいってしまい、また、いつでも中断できるような段取りになってしまうので、どうも集中しにくい。
別にキャンセルならそれはそれでそれだけのことなので、こちらも一向に構わないのだから、一応、法人の名前でアポ入れてきている以上、仕事人、会社人として相応の対応をしたいただくことはできなかったのだろうか。
まあ、一時仕事に集中できなかっただけで、命奪われる程のことでもないし、どうしてもキャンセルの電話が入れられないだけの事情があったのかもしれないし、接客業をしていれば、そんなことは別に珍しい話ではなのかもしれないし……。
現に、個人のかたにオープンルームの見学を音沙汰無しでキャンセルされたことも何度かはあるが、なんか受ける印象がその時とはちょっと違うんだな。やはり会社名をだしてのことだからか。
怒るというより、呆れたという感じ……。今日はそんなとこ。

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2006年09月07日

さて

一晩熟成させて、意を決して刃を入れ始める。
迷ったら、置いておいて、こっちを先に割り返したりしながら仕事を進める。
午後、Jクオリアの松下氏が集金がてら寄ってくれたので、しばらく話し込む。
昨日、お誕生日だったそうで、彼はひと足先にいよいよ40代へリーチがかかった。
お互い、いよいよ進退かかってきました。
段階的結果というのを記していかないとかなりヤバいです。

はてさて、段階的結果とは何ぞや……?今日はそんなとこ。

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2006年09月06日

木取り

大小アイテム2点同時進行で木取り。
相変わらず、ああでもない、こうでもないと、悩まされる、特に甲板は。
別に潤沢にある中から迷う訳でなく、例えば長さ2800mmの板一枚の限られた中で、末から取るか、元から取るか、それとも端からこれだけ置いて、これだけ取るか……とか、こっちをこう取ったら、木目のバランス的に、こっちはこの辺を取りたいんだけど、それだとあまりに歩留まりが悪すぎるとか、板四枚取るのに悩みは尽きない……。
そうこうしても木取り墨入れたら入れたで今度は、スパっと潔く刃を入れられる度量が欲しい……。
ウジウジと今日はそんなとこ。

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2006年09月05日

つぎのお仕事

すべからく取りかからなくてはならないのはやまやま……。
の割には、思いのほかなにもできていないのは、どういうことか。
あれもこれもまだ、それもまだ、まだなことばかり……。
まったく仕事になってない。
だから、他所であんなこと言われるんだよ!!(これは、相当応えてるとみえるな。)
と己に憤ってみても現実がこれじゃ……。
結局、やって結果を示すしかないのです。
……今日はそんなとこ。

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2006年09月04日

仕入れ

今回の仕事に使うタモ材の材料の仕入れに岸和田市材木町にある服部商店へ。
ここの材は、一枚毎に特等と表面に大きくスタンプを押されているだけあって、本当に選りすぐりの良材を扱われている。
テーブルの甲板にするのに、この時点で完成後のサーフェースや木目が想像できる。
ただし勿論、これらも類に漏れずロシア材であることは、残念ながら敢えて書かざる得ない事実である。

最近思うのだが、本当の意味での本来の北海道材というのは、いったいどこにあるのだろうかと。
昨今、一般に流通しているナラ、タモの製材品(まれに道材、国産材として)のほとんどは、ロシア材を北海道に丸太で上げて製材、出荷している材というのが、暗黙の了解としてあるが、それじゃあ、本当の道材というものがまったく市場にでてこないのかといえば、多分、そうでもないのだろう。現に、写真や映像で見るかぎり北海道の大地は丸裸で木がまったく生えていない原野という訳でもない。

多分、しいていえば、材木屋さんが製材品として売りやすい、性が良くて歩留まりの良い、ある程度の太さがある良材の産出量が減っているということなのではないだろうか。
もし、そのような良材が現在の状況で市場にでれば、希少価値も含め、所謂銘木的な扱いになり、かなりの高額で取引されるということは、容易に想像できる。

市場の安定化を考えれば、無用に値段を釣り上げない為にロシア材を利用し、また逆に、値を下げさせない為に道材というブランドを利用していると推測される現状もある意味そういうものなのかもしれない。

それ以外の、ちょっとクセのある、製材品として流通に乗せにくいがチップにする程でもないような丸太は、どうなっているのだろう。
多分、そういう材を、地元の工房家具制作者の方などが、丸太買いして、ストックされているのかもしれない。
そういう意味で北海道の制作者の方がいう、北海道材を使ってますという言葉は、なにかの受け売りのようにサイトに書かれているキャッチフレーズより信憑性もあるというものだ。なんて想像してみる。

そういう意味では、北海道に関わらず、産地や市場、集積地の近くにいるメリットというのは、あるのかもしれない。
大阪港は、北米材が一番荷揚げされているというのを聞いたことがあるが、そういう意味で、北米という産地に一番近いところにいるとも考えられるのか……。

まあ、ここまでの話は、あくまで推測で、ただ、ああそういうことかも。と思ったので、折角の自分の表現の場なので記してみただけで、きちんと検証している訳ではないので、その点はご理解ください。
また、実際のところはどのようになっているのかご存じの方がいらっしゃれば、是非ご教授くだされば、なにより幸いです。
と唐突な推論をぶちあげて今日はそんなとこ。

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2006年09月03日

納品だけど完納じゃない。ベンベン♪

完成した「おばあちゃんの椅子」を納品に奈良県生駒市のお客様のお宅へ伺う。
あいにく当のおばあちゃんは、ちょっとご機嫌ななめで、またなにかの治療器具かなにかと思われたのか、あまり快くお座りいただけなかったので、今ひとつ完納という実感が湧きにくいかったのであるが、この椅子自体は、ご依頼主であるお嫁さんのお義母様への気持ちのモノという側面があるので、そういう意味では、きちんとお仕事をさせていただいたと思っていいと自分を納得させる。
実際に座っていただいたところ、動作的には問題ないと思うので、追々慣れていっていただきながら、また細部で改良が必要であれば、その都度ご対応させていただいくようなつもりでいるのがいいのだろう。このタイプのお仕事の場合。

尚、早速、ご依頼主さまのブログでもご紹介いただきました。
http://blog.goo.ne.jp/z1189367/e/b2def006bfe98fc8e82a8cede7b0a2f6

今日はそんなとこ。

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2006年09月02日

さてと

次の仕事にかかる前に、ざっとアトリエの片付けもしようと思いつつも、ひと仕事完成して気が緩んでいるせいか、昼間から堪えきれない程の睡魔が襲ってくる。
嗚呼、ろくすっぽ片付いていない。また散らかりっ放しのまま次の仕事にかかって、散らかり度数が蓄積されていくのか……。
これはまさにイタチゴッコ。
えらいこっちゃ。
今日はそんなとこ。

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2006年09月01日

長月

な訳ですが……。
ようやく最終的な仕上をして、塗装にかかる。

補足ですが、仕上の際に、スクレイパーを使う機会ができたので、このお盆にハワイの友人に買ってきてもらったスウェーデン『BAHCO』のスクレイパーを仕込んで使ってみた。
その前に送ってもらったイギリス『Clifton』のスクエア型と基本サイズは同じであるが、厚みは0.6mm(後者は0.8mm)で、少し薄い分、同じ力加減でも撓ませやすく、その為、刃先角に横すくい角を得られやすくなり、削りが軽くなり、削り屑も出やすいように感じた。
それじゃあ、もっと薄ければ良いのかというと、あまり薄すぎるとコバ面が研ぎにくいように思うし、刃の粘りにも関わってくるのかもしれない。
まあ実際、スクレイパーという道具自体、それ程使い込んでいる訳ではないので、あくまで理論と直感での比較でしかないのはご愛嬌でお願いいたします。
ということで、今日はそんなとこ。

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