ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2005年06月30日

また片付けかいな!?

柿花さんが工房で作業をするのに、預っている木工教室の生徒さん制作中の作品を、移動させたときに作品が傷つきそうと心配されていたので、自分の荷物もまだ少し残っている手前もあり、材木屋の更衣室兼物置に使っているログハウスを少し片付ければ、そこを使えるんじゃないかと思い、軽い気持ちで中にある段ボール等を少し動かしてみると、なんかラット系の糞らしきものが見つかり、ちょっと嫌な感じだったので、もう少しどかしてみると、それはもう、それこそまったく掃除をしてないハムスターの小屋をひっくり返したような状態であった。
どうやらよく見るとネズミが巣食っていたようで、梱包用の段ボールなども齧られてぼろぼろになってなっていたりして、このまま放っておくとあまりに不衛生で変な病気でも発生してしまいそうなので、この機に思いきって、成り行き上、一度全面的に片付けることにした。(またそんなんばっかり…。)
そう、こういうときは重なるもので…。
そもそもいらないものも相当にありそうで、あげく専門学校時代の卒業制作となると、もう十年以上の歳月をここに眠らされていることになる。(そりゃ、やらなダメよ!)
こういう時は思い切りが肝心、捨てる時は捨てるで、泣く泣く分別していく。
いちばんボリュームのでかいのが、卒制なので、さすがに処分はできないが、これをどこに追いやるか、結論は今のところ先送り…。(先送れるものでもないだろ!!)
嗚呼、そんなことしてる間に6月終わってるし…。(要は、日頃からきちんとしていれば、こんなことにはならないということに気が付かないか?)
片付けに始まり、片付けに終わる…。
今月はそんなとこ。(って、それで委員会!?)

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2005年06月29日

まったく…

昨日の顛末で持ってかえってきた荷物を降ろして、パレットに積み替え…。
搬入日までお預りするのに、この時期、野ざらしにする訳にいかないので、屋根のあるところで保管する訳だが、その為に、また屋根のある小屋を片付けなくてはならず、この夏い中○×△…。

これじゃ、仕事が進みませんぜ…。
今日はそんなとこ。

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2005年06月28日

なんといっていいのか…

7月に大阪でロボカップの世界大会が開催されるのだが、そのうちのレスキューロボットの大会で使われる障害物の部材をうちで納品させてくことになり、昼から納品にでかける。
この部材の量が、なかなか半端でなく、部材表を見て個数を計算すると千個とかになり、かなりの量があることは数字的にわかったが、材料を手配するのに木取りを計算して、90mm角×長3mの柱材が85本という数字を電卓ではじきだしたときに、そのボリュームをようやく実感できた。
朝から、検品をしながらクルマに積み込むが、それだけの量、バンの荷台に満載で納まりきらずパズル状態で頭を悩ませていたところ、柿花さんにクルマの上を指されて、二人で顔を見合わせてしまった。
ルーフキャリアが付いてたんだった、このクルマ…。
普段あまりに使わな過ぎて、気持ち的にすっかり無いことになっていた。
そんなこんなで、なんとか一車に荷物を納めて、相当に重たくなったクルマを走らせ神戸へ向かう。
ほぼ前述分の角材を積んでるのと同等な訳だから、そりゃ重い…。

神戸ポ−トアイランドに着いて早速搬入ということで、案内されたその場所は、ロボット研究所。
研究所といえば非常に聞こえがいい、確かに近代的なビルの室内にあってセキュリティーも万全であるが、足の踏み場が無い加減についていえば、うちと比べても、そこにおが屑があるかないかの違いぐらいである。

で、ここに置いてくださいと案内された場所が、どう考えてもあれだけの量を置ける場所ではない…。
自分say、ここに置くんですか…。
お姉さん曰く、無理ですか…。
all、無言…。
説明も何も埒あかないので、実際の量を見ていただくようクルマへとご案内する。
驚愕するお姉さんが言う、どうしましょう…。
さらに動揺が隠せない様子でこんなことも言う、設営日に会場へ直接持ってきてくれませんか。
って、7月10日ったら、まだ1週間以上あるじゃないか!?
こちとら6月中の納期にあわせて手配して、あれだけ苦労してクルマに詰め込んで走って来たのに…。
さらにさらに、4セット分だけ必要だから置いていってと。
この中から、それを抜きだせというのか…、結局いる分だけでよかったのか…。
このお姉さんは、実際のボリュームを知らずに受け取ることがお仕事の担当の方なので、今の事態が寝耳に水、そのような方に対し、必要以上に責める訳にもいかないし、こっちもなんだか呆れモードに入ってしまっている以上、ここでどうこうしたってどうにもならないので、求められる通り、必要分だけ納めて、残りほぼ75%を積んだまま、えもいえぬ心境で帰路につく。
これをまたクルマから降ろして、尚かつ搬入日までどこに保管しておくのか、そしてまた積み込むのか、そして降ろすのか、運ぶのか…。
それを仕事と言われればそれまでかもしれないが、にしても痛い痛すぎる…。
なんといっていいのか、今日はそんなとこ。

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2005年06月27日

天板削り

表の荒削りをして裏面に移る。
この時点でだいたい平面をつくりながら捻れも取ってしまうのだが、いずれにせよ、表面を削るとまた少し反りが出てくるので、一気に削りあげてしまわない。
ちょっと端から見て、仕事してんのか?と思われるぐらいの悠長さがここには求められる。(そんなことほんとに求められているのか!?単に手が遅いか、さぼってるだけじゃないの?)
にしても、この時期にしては昼間の暑さは尋常でない…。
年々ひどくなってる気がしているのは、きっとあなただけではない筈。
クールビズとか悠長なこといってられないんじゃないのか現実は?
いつも間にか周りが砂漠になってたりして…。
こわー!!今日はそんなとこ。

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2005年06月26日

休日らしくお出かけ。

お昼から、大阪市内の中之島にある国立国際美術館でゴッホ展が開催されているので、情操教育も兼ねて家族ででかける。(そんなこといって中学生以下無料だったからなんでしょ!?)
恥ずかしながら、この歳までゴッホの絵を生で見たことがなく、もともとそういう文化系タイプでもなかったので、見てみたい絵を見にいくようになったのが、仕事はじめるようになってからで、ましてこの片田舎に来てからは、なかなかそれだけの衝動に駆られることもなかったのだが、ミーハーながらゴッホの絵を生で見られる良い機会だということもあり、出かけることにした。
とまあ、しかしきっかけはどうあれ、日曜日に絵なんか見にいくもんでない。
さすがゴッホの企画展だけあって、いわゆる美術館的ではないかなりの人出で、右から左に流されながら絵を見るさまは、こどもの頃上野動物園でパンダを見にいった時みたいなもんで(パンダ並んで見たなんてなに時代の話よ?)、実際、自分の経験上の絵を見るという行為とはかなりかけ離れていた。
それでも、人の流れに逆らいながらも、見ておきたい絵だけはきちんと見ることができた。
ただヒマワリが都合により出品しておりませんとなっていたのがミーハー的には残念といえば残念であったが…。
この人の生き様、実質十年という短い活動期間の流れを追っての展示であったが、実質晩年となってしまった時期の作風は、後から知ってしまった者の感想といわれればそれだけかもしれないが、なにか死期を予見していたかのような、開かれたなにかを感じるものであった。
まあ、現実問題、平日に時間つくってひとりで見にいってもよかったんだけど、こればかりは親ばかの自己満足みたいなもんだな…。
隣の建物の大阪市立科学館のほうが、こども達楽しそうだったし…。(まあ、どちらもこども入場無料だからよかったんじゃないの!?)

ついでに隣にあったgrafビルも市内に自社ビルなんて…と羨ましげに見てまわったのもいうまでもない。

いい親ぶったつもりが…の今日はそんなとこ。

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2005年06月25日

A long time ago…

カウンターテーブルは、天板の木取りをして、天板を削りはじめる。
まず板の素性を見て、方針を決めるが、今回のこの板は厚み優先、板反り若干残しで削る。
この板反りを取ってしまうには、たぶん結果的にあと10mm近く厚みが落ちてしまうので、幅反り、捻れ取りの段階で5、6mmは落とさないといけない状況で、板厚60mmはキープしたいところなので、この判断で進行する。
えてして、長い板はどうしても歩留まりが悪くなるが、単独で使える天板の場合、多少臨機応変に、きちんと平面をつくるという木工の常識から外すことも、人間の判断のひとつだと思うし、知る限り、大型のバーチカルプレナーという平面を削り出す便利な機械にはこの作業ができない(筈)。(言い訳にも聞こえなくないけどね…。)

夜は、スターウォーズEP3の先々行ロードショーをやっていたので見にいってしまった。
ある意味、スターウォーズとガンダムには、かりし頃、洗礼を受けてしまっているので、この言葉には無条件に反応せざる得ない世代で、感想もなにも、辻褄合わせといわれていようが、麻痺っているから理屈抜きに楽しめてしまうのだ。
これは他のどの世代の方とも相容れない感覚かもしれない…。(あーっ、このことに関してはあまり触れないで…。)

そんなで、こんな今日はそんなとこ。

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2005年06月24日

カウンターテーブルの制作

長さ約3m上(カミ)のトチの一枚板から、長さ2800mmに木取りして使う訳だが、元(根元側)が少し変形で、どこで切ればそのカタチをいちばんらしく見せられるのか、大きな板を前にして、あっちから眺め、こっちから眺め頭を悩ませる。
いずれにせよどこかで切らなくてはならない訳であるが、切る以上、板のカタチとして据えた時にベストに納まるポイントがあるので、そこをいかに見つけるかがこういう板を使う時のまず第一のステップ。
切ってしまった元に戻らないからね…。
踏ん切りつけなきゃ、刃物も入れられないが、その為には相応に感じ、考え、悩む時間も必要である。
えっと2800mmだから、こっちから10センチ、あっちから10センチ…って訳にはいかないんだな。
これが…、今日はそんなとこ。(結局、刃物入れられてないんじゃないの!?)

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2005年06月23日

挟間、合間、etc…

スピーカースタンドも発送できたので、さあ、次の仕事にかかりましょう!!
今日はそんなとこ。(それだけかいな!?)
それだけです…。

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2005年06月22日

打合せ。

午後から、木のおもちゃのお店をオープンされるご夫婦と、店舗のほうの契約が済まれたということで、実際のお店を見ながら内装等をどのように進めていくか、施工兼作業指導としてご紹介させていただく柿花さんとともに打合せにでかける。
開店資金に入り用な中、店舗の内装にかけられるご予算もかなり限られているということで、お手伝いさせていただけることも限られてしまうので、実際ちょっと手強そうである。
基本はセルフビルド、お店の完成はご主人の奮闘次第、この厳しい条件の中、どのようなお店ができあがるのか、少し楽しみ。(って、他人事やなー。)
自分のお場所を持って起業するというのは、走り出した後こそ、ひと言で言えない大変さがあるが、スタートラインに立てる時のなんとも言えない感じを思いだすと、やはりなにか応援したくなる。(って、ヒトの応援ばっかりしてる場合じゃないだろ!!)
まあ、そうなんだけど…。
今日はそんなとこ。

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2005年06月21日

なかなか…

やっとスピーカースタンドを仕上げて組み立てた…。(いつまでかかってんだよ!?)
制作のペースが…。
自分で選んだ方向性とはいえ、なんかえらいこってす…。(まだまだ精進が足りないんだよ!!)

それに違和感感じるならば、なにか注意したほうがいい。
今日はそんなとこ。

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2005年06月20日

月曜日

今日は、午後から某リクルート社の新しく創刊されるお仕事系の雑誌の特集記事の取材に協力させていただく。
取材に見えたライターの方が、ライターだけでなくフォトグラファーからデザインまでオールマイティーにこなされるクリエイターの方だったので、お仕事系の取材であるが、なんとなく境遇が近しい感じで、どんな生き方でもそれぞれ苦労はあるにしても、こっち系ならではの悩み等で話が弾んでしまって、記事の主旨的に大丈夫なのだろうかと余計な心配をしてしまうが、そうやって話を盛り上げながら引出して、押さえるところは押さえておくというのが、聞きだすという仕事のやり方なんだろう。
夕方、近隣の泉大津市にある繊維会社の方からお電話をいただき、アンテナSHOPの什器をつくりたいので、なるべく早く打合せがしたいということで、こっちも丁度キリがよかったので、その足でお店のほうに伺う。
そのお店は、東京のデザイン事務所が立ち上げた異業種コラボレーション的なライフスタイルブランドの大阪一号店とのこと。
泉州地域はひと昔前は繊維業で栄えた地域だったが、現在は中国製品に押されてしまい、いろいろ試行錯誤されていらっしゃるようです…。

もう、毎日々々バタバタと…。(ん、デジャブ!?)
今日はそんなとこ。

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2005年06月19日

日曜日

大阪のギャラリーパライソで開かれる「詩と椅子の会」の搬入が夕方からなのに、搬入日当日の朝になって、カタログ等閲覧、配布用の紙関係を準備する。(なんと準備のいいこと…。)
今日は井本邸のお披露目会もあるので、そちらにも合流するので、焦りまくり。(だから前もって準備しとかないと。)
カミさんとこども達を先に井本邸に搬入じゃない搬送でもないか…、とにかくそこで降ろして、ちょっと顔だけ見せてすぐに市内アメリカ村にあるギャラリーへ向かう。
アメリカ村の真中にあって、日曜の夕方、すごい人でだいたいこの辺りは細い路地なので、そんな中どうやってクルマで入るかかなり躊躇したが、別に自動車通行止めということでもないので、思い切ってクルマで人の流れに食い込んでいく。
一応、道路なので…という少し困った顔をしながら謙虚に細心の注意で開き直って厚かましく(だんだん態度変わってないか!?)クルマを走らせれば、案外人ごみの中もすんなり走れるもので、あげく堂々と真ん前にあった空き店舗の前に幅寄せして駐車する。
そんなこんなで搬入を済ませ、同じく搬入に見えていた同年代リンクさせていただいているsoogの藤村さんら今回の出展者の方々と少しお話をして、時間を見るとちっとも少しじゃなくなっていたので、慌てて井本邸に向かう。
いつもの気さくなメンバーが集まって、すでに盛り上がっている。
本邦初披露のKAKUキッチンも、いままで「いいのできた、カッコイイよ」という抽象的な表現だけの手前味噌だった話が、実際に見ていただけたので、まあ、口だけでなくそれなりに手も動かしてモノつくっていることはわかっていただけたようだ。
もう、毎日々々バタバタと…。
今日はそんなとこ。

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2005年06月18日

中部紀行

岐阜の上杉木材さんにケヤキの板の人工乾燥をお願いするのに、せっかくそこまでいくのだから名古屋の宮本さんの工房をご訪問させていただこうということで、宮本さんをリスペクトされている、つどい工房の米田さんと、前々から上杉木材さんへは一回行っとこうよとお話ししていたJクオリアの松下さんもお誘いして、一見するとどういう組合わせなのかわからない不思議なメンバーでの今回の紀行となった。

朝一からの出発で午前中に岐阜へ入り、まずは上杉木材さんへ向かう。
お店に入るなりトチの大きな板が並ぶのを目にして、ただならぬ感を察した同行者二名。
これはほんの序の口と心の中でほくそ笑む自分。
早速、上杉社長とご挨拶を交わして、ストック場を案内していただくと、さすがの松下氏でも、これだけの量の板をすぐに見られる状態でストックされているを見るのははじめてのよう。

松下さんには、テーブル用の板の仕入れ先としてだけでなく、特に同年代の材木屋さんとして頑張られている上杉木材の社長とお引き合わせしたかったこともあり、これからいろいろ展開ができるお相手になれるのではないかということもあったが、丁度彼自身も、なにか近い展開を考えていたようで、これからまた何か広がってくれば、また嬉しいものである。
かなり長居をさせていただき、その上、お昼までご馳走になってしまった訳であるが、連れていっていただいたお店の隣がたまたまシャルドネの新しい本店で、これも偶然ながらいい機会なので、食後に4人で見学にいったが、どう見てもこの集団がどういう連中なのか、誰にも想像つかないはずで、お店の空気が変わってしまったのはいうまでもない。
その後も、名古屋へ向かう道すがら、チェックしておいた家具のお店に寄り道しながらいくのだが、どこへよってもやっぱり同じように空気が変わってしまったのは、想像に難くない。

岐阜での長居と寄り道が過ぎて、予定より少し遅くなって宮本工房へ到着する。
今回のサプライズゲストでお誘いさせていただいた、ご近所の豊田市のWood worker keiのkeiさんのほうが、お先に到着されていて、まったく失礼いたしました。
木工教室の授業のほうも片付いて、教室中の見学ができなかったのが残念。(それは自分が悪いんだろ!!)
授業を終えられた生徒の皆さんも交えて茶話会になり、お話の中でつどい工房の米田さんの謎の過去が明らかになっていき、そういえば、普段お会いすると木工のお話しがほとんどなので、自分の中では、ちょっと(ちょっとどころか、かなり)懐に余裕のある、世間の中年層の憧れのセミリタイアを果たした気のいいおじさんという印象であるが、その人生のプロセスについて詳しくお話を伺ったことがない。話の端っこだけ伺っても、もしかすると相当にヤバ目な人かもしれない…。
自分といえば、帰りの運転を松下さんにオマカセしたもので、ビールを呑んでまた滑舌よくなり、周りの空気を読まずにいつもの調子。(いい加減にしなさい!!)
米田さんは、憧れの宮本工房を見れて嬉しそう。
ここの工房は、はじめから木工教室の為に建てられているので、個人経営でこれだけの設備は日本では類を見ないのではないだろうか。ほんとに流石としかいいようがない。

帰りは帰りで、養老サービスエリアで念願のカレーソフトを食することができ、ひっそりと満足。(おいおい、もうそこまで話が飛ぶんか!?)
いつもここに立ち寄る時は、真夜中とか早朝ばかりなので、機会を逃すこともはや数回、ようやくのリベンジであった。

後は、助手席で心地良く大阪まで。
いろいろな方にいろいろなところでご迷惑をかけまくっております…。
ありがとうございます。
今日はそんなとこ。

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2005年06月17日

現実は

スピーカースタンドは、上下接点の曲面削り出し。
切出し小刀の一刀彫りでひとつづつ削り出していく。
まさに地道な作業である。
小刀一本で木と向かい合う。
文字にするとなんかカッコイイ…。(文字にするとな、文字に!!)
現実は…。
今日はそんなとこ。

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2005年06月16日

普通にお仕事

スピーカースタンドの加工。
接点の坊主頭の荒取りまで。
毎度のことながら、これをあと手で削ってきれいに丸めるのはひと仕事。
想像しただけで…。
今日はそんなとこ。

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2005年06月15日

お仕事モード

半端な寸法の材料を今回の引っ越しで片付けたはいいが、スピーカースタンドの部材を木取りするのに、片付けた中に紛れてしまっているので、その山をひっくり返さなくてはならなくなり、ひと騒動。(それでは片付けたとは言えないんじゃないの!?)
片付けた割には、作業動線があんまり前と変わってないのはどうしてなんだろう…。(それはそこまで片付いてないからじゃないの?)
ほんとに片付けたのか?
片付けたつもりなだけなのか、もしくは長い夢…。
夢ならさめないで。(これが現実なんだよ!!)
ああ、今日はそんなとこ。

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2005年06月14日

ちょっと寄り道

柿花さんにお願いするお仕事の材料を引き取りに下へおりる。(解説:工房のほうが山なので、材木町のある海側へいくのに下へおりるという。昔言葉、他意は無い。)ついでに、せっかく柿花さんも一緒なので、大阪でも随一の家具用広葉樹を扱う材木屋さんである服部商店に営業の担当の方を尋ねてみる。
先日、その営業の方が見えた時、柿花さんをご紹介したので、置場でも案内してもらおうと思った訳だが、ちょっと留守だったようで帰ろうと思ったところ、社長さんが声をかけてくださり、いろいろお話を聞かせてくださった。
いろいろ伺う中、こっちで商品受け取って納得いかないことがあると、実際に現地に視察にいかれたり、とにかく材木という素材を扱われる以上、いかに良い素材を提供するかということにすごくこだわられていることがひしひしと感じられた。
確かにこちらの材に関しては、材木という商品ということでいえば、本当によく管理が徹底されて、質の高い材であることは自分の知る限りほぼ間違いない。欠点もほとんどないので、加工もしやすく、歩留まりもよくなる。予算が十二分あって特一級の材が欲しい時には、迷うことなくお願いしたいと思う。
ただ、だからといって自分がそういうブランド米みたいな材ばかりでモノづくりをしてしまうということは、自分が思っている事や、やっていることと微妙に違ってきてしまうような違和感があることは、反面本音のところではある。
適材適所、いろいろ知っておくことによって、その時ベターな選択ができるということでいえば、今回のお話をお伺いできたことはすごく糧になった。

しかし、ひと昔前の北海道の市の写真を見ると、ほんと日本の山には、良材(家具用の一級材という意味で…)が残ってないんだな。というのが現実、一昔前の方々がやるだけやってしまって、今じゃ中国でも少なくなって、ロシアに北上して再生困難なツンドラの森から盗伐された材を下手すりゃ道材なんていって流通させて、国産材にこだわってなんていう家具に使われているかもしれないなんて理不尽なことです…。

知ることでつらい選択をしなくてはいけない事もあるが、やっぱり知っていないといけない。

と思う…、今日はそんなとこ。

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2005年06月13日

労働環境も大事ですが、

次の仕事にかかり始めるが、どうして気になるやり残し。
わかっちゃいるけど、ついつい手が出てしまう心の弱さ…。
やんなっちゃう、自己嫌悪。
労働環境も大切ではありますが、お客さまあってのお仕事です。
そのあたりお忘れなく。
今日はそんなとこ。

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2005年06月12日

蛍観察会

クルマでお泊まりして、目覚めてから引き続き更新作業。
作業っていっても、ページのフォーマットはあるにしても、コメント考えたりするのはその時のものだしな−。
時間と意欲が切れてしまったので、ほとんど休載に近い状態で一応更新はしたけれど…。(なんだかなー!?)

夜は夜で、町内にある雨山自然公園でホタルの観察会が開かれるので、カミさんと風汰&立樹と一緒にでかける。
なにやらここ数年、地域のボランティアの方々が、川の清掃などの活動の成果で、激減していたホタルが見られるようになってきたそうである。
まだ少し明るさが残る時間に出かけたので、繁殖場所の川の上流に近づいてもその姿が見られなかったのだが、徐々に辺りが暗くなるにつれ、ぽつぽつとちいさな明かりが中を舞いだすのが見られだした。
いちばん繁殖しているのだろうという場所に着くと、周りの暗さに反応するように、そこかしこに明かりが舞っている。
カミさんは、ホタル自体を見るのがはじめてだったようで、それはたいそう感激していた。
チビ達といえば、それなりに見ていたが、まあホタルってこんなもんぐらいの感じ。
実際、こういう情緒的なものは、なにか心に残るかもしれないが、それを大人と同じ感覚で理解せよという事になったとたんなにか押し付けに変わってしまう気がする。
いいじゃないのそれぞれ楽しめれば。
自分自身も、実はこんなに沢山のホタルを見るのは、物心ついてはじめて。
ほんとに幼い頃、家族でホタルを見に行ったような記憶があるような無いような夢うつつ…といったレベルで、数年前、房総のとある場所の田んぼで一匹だけ飛んでいるのを見たことがあるというぐらいだったので、それはそれでかなり心に響くものがあった。

そんな中、ひとつ愚痴らせていただければ、なんでもかんでもケータイのカメラで撮ろうとするのはどうかと思う。(なんでも愚痴らないといられないんだな…。)
フラッシュ焚いたところで、ホタルのあの情緒的な姿はCCDには捉えられませんから…。
せっかくの月明かりの中、無粋ですよ、まったく。
いいんですよ、なんでも記録媒体に残さなくても、人には心という感じる記憶装置があるんですから。(キャー、おかしいですこのヒト!!)

頼むよほんと、今日はそんなとこ。

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2005年06月11日

さあさあ

もう6月も半ばになろうとしているので、なんとしてでもサイトの更新をしてしまいたいという固い意志のもと、作業にかかる。
そんな意志とは裏原宿…、
なかなか思うように言の葉が舞わない。(無理に言葉をつくってないか!?)
そんな中、柿花工房のオープンにかこつけてお食事会という名目の単なる飲み会をごく一部のいつものメンバーで開く。
(回りくどい表現で字数稼ごうというのはどうかと思うが…。)
結局、更新は明日へ持ち越し…。
今日はそんなとこ。

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2005年06月10日

これでやめとく

とりあえず今できたとこまで、これでやめとく。
まだ手を付けたいところ細々あるのだけれど…。
あまりに手を止めすぎたので、週末の切りのいいところで区切りをつける。
(どうせまたとっ散らかすのが目に見えてるけどね!!)
ほんと仕事しないと…、まったく。
今日はそんなとこ。

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2005年06月09日

いい加減

もう一寸もう一寸と言いつつ区切りがつかない。
もう、いい加減この辺で仕事始めないと、また月末に泣きを見ることになるのに…。
後の祭りという前に、リスクヘッジをしておくぐらい段取り上手ならいうことないのだが。
行き当たりばったりの思いつき、オマケに追い込まれるまで腰が重いという問題児なので…。(わかっているならなんとかしろよ!!)
できりゃやってるってか。
今日はそんなとこ。

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2005年06月08日

精密検査を必要とします。

棚もつくったが、あるものそのまま放りこんじゃ、あまり意味無いような気が…。
このあいだの健康診断の結果が送られてきたが、精密検査を必要とします。だと…。
蛋白尿を認めます。って、そんなこと認めてもらってもなー。
他は問題なく、特に気になっていた体脂肪率も22と平均的な数値だったので安心していたのだが、精密検査が必要とは、ちょっとやられた気分…。
カラダが資本ですからねー。
必要とあらば、精密検査も辞さない決意です。
ハァ−、今日はそんなとこ。

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2005年06月07日

やっと

中に手がつけられる。
床と作業台の上にとっ散らかったものを収納できるように壁に棚をつける。
ここの構造と同じで足場丸太と桟木の組合わせでつくるので、ぱっと見、どうひいき目に見ても仮設にしか見えない…。
あるもんでつくって使えればいいので、そんなに手もかけてられないのだ。
そろそろ諦めの境地に足を踏み込みつつある。
今日はそんなとこ。

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2005年06月06日

焦る

いつまでこんなことをやっているのかもう。
もうキリがないので、とりあえず端材をまとめて2階みたいなところに突っ込んでしまう。(またこれで封印されてしまうのだな。)
なんとかようやくアトリエの中に手が付けられる。
ほんと焦って疲れも倍増。
もう、今日はそんなとこ。

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2005年06月05日

6月のオープンルーム

じぶんちショールームで積木のワークショップ。
久し振りに人が見えてなんか賑やか。
大阪狭山市に木のおもちゃのお店を開かれるというご夫婦がワークショップの見学にいらしたので、おもちゃ作家の青木さんをご紹介し、うちでお引き合わせさせていただく。
青木さん、この世界ではお顔が広いですからねー。
店舗のほうの内装工事については、できるところはセルフビルドをご希望されているので、柿花さんにフォローをお願いする予定。
電気工事は…、材料は…。(もはや手配師か!?)
いくら人をつないでも、自分の手を動かさないことには儲けはナイ…。(それをいっちゃーおしめーよ。)
今日はそんなとこ。

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2005年06月04日

あと少し…

柿花さんの引っ越し後はじめての木工教室が始まった。
まだうちの荷物が少し残っていて場所が狭くなってスミマセン…。
いうなれば隣りのお店が賑やかなだけなのだが、まあそういう場合、商店街も賑やかになるのと似たような感覚である。
かく言う自分は、未だ片付けに追われているが、そろそろこういう状態でいるのも精神的にしんどくなってきた。
ともあれ、ネックだった端材の山をなんとかひとまとめにして片付けられたので、少し光明が差してきた気分。
はやく制作に戻らないと増々しわ寄せが大きくなる…。
いやはや、今日はそんなとこ。

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2005年06月03日

片付け片付かん

相変わらず片付け片付かんが、
夜、米田さんのつどい工房へ、Jクオリアの松下さん達と米国グリズリー社の木工機械を見せてもらいに伺う。
あらたにプレナーも導入されて、さらにパワーアップ。
南大阪、いや関西近辺で、アメリカンウッドワークタイプの工具が実際にこれだけ見ることができるのは、ここぐらいではないかという勢いになってきている。
カタログで見たことのあるモノが大概あるなー!?というひと言、まさにそんな感じ。
もっと日本でのウッドワークの裾野を広げたいという米田さんと柿花さん、そして松下さん達と話して、ついつい久し振りのビールが進んでしまった。(相変わらずの暴言もか!?)
気付けば、クルマで朝を迎える。
昨日はそんなとこ。

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2005年06月02日

雨降り

天気予報ではお昼から雨となっていたところ朝から雨振り。
油断して引っ越しの途中で外に置きっぱなしにしていたものを大慌てで雨じまいする。
お陰で早々からびしょ濡れ…。
そういえばそろそろ梅雨なんだな。
引っ越し作業は中休み、アトリエの中もやりっ放しで仕事にもならないので、サイトの更新の段取りをしはじめる。(これも仕事なんだけど…。)
毎月ながらネタが無い。(それはもう周知の事実)
頭痛いちゅーねん!!
ほんと今日はそんなとこ。

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2005年06月01日

水無月

朝から、健康診断にいく。
カラダが資本なので、こっちのほうもたまにはメンテナンスが必要。
とりあえず特に問題は無かったので、よかった。
まあ特別あるとすれば、最近増えつつある体脂肪ぐらいか。
しかし、バリウム飲んでゲップ我慢しながらぐるぐるカラダ廻させられている時の苦しさは、呑み過ぎた時に帰りのタクシーに乗って唾を飲み込んで我慢している時のあの苦しさに通じるところがあると思うのは、自分だけだろうか…。
昼から、柿花さんが引っ越してくるので、旧アトリエの中の材料他を外に出す作業をするが、予想外に多く、ストックに納まりきらないかもしれない。
なんかもう収拾がつくのか、不安になってきた。
ここで仕事はじめた頃は、機会あるごとに端材集めて、それでいろいろ小物等つくっていたことを思うと少し複雑…。
日常に追われてしまって、見えなくなったり、見失ってしまったり、現実との折合がやっぱり一番難しくて厳しい。
もう6月になるというのに、こんな調子だし…。(しっかりしてください。)
しっかりしなきゃ…、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

 

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