2006年06月20日

ルーター選びのご相談

kinokoubou.comの掲示板への書込みをまとめてみました。

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2006年06月17日

スクレイパーについて

kinokoubou.comの掲示板への書込みをまとめてみました。

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2006年06月16日

掲示板まとめについて

本サイトの掲示板が昔ながらのBBSシステムのままなので、話題が飛び飛びになってしまう嫌いがあるので、折角の参考になる貴重な書込みを一連のものとしてweblogとしてまとめてみたいと思います。

2006年05月12日

とち

[トチ/栃:トチノキ科:広葉樹/散孔材]

この木は私個人的に、かなり好きな木のひとつです。(実際の巨木に触れたことがあるからかもしれません……。)

色の白い優しい雰囲気を持っていて、材も軟らかく、刃の当たりもやさしく、鉋のかかりが良い、比較的加工しやすい材です。
昔から「栃の絹肌」と言うらしいです。(絹肌自体を最近手にする機会が少ないので、この例えも、例えたらなくなりつつあるかもしれませんね。)
しいて言えば、女性的な雰囲気を感じます。(こういう例えかたも、下手をすると、セクハラとか、性差別とか言われかねない世の中です。)

じぶんちショールームで普段使っている一枚板のテーブルもこのトチノキなので、愛着もあり余計にそう思うのかも知れません。
毎日、このテーブルで食事をするのですが、数年使い続けたところで飽きたりする気配がありません。
疲れて帰っても、この前に座りお茶を飲むと本当にほっとしますし、家族が揃うとよりいきいきするような気もします。
これは木のテーブルに限らず、どんなテーブルでも日常にあれば同じなのかもしれませんが、私にはこの木の持つ魅力がそれをいっそう強く感じさせてくれるような気がしてなりません。

このトチノキの中でも「縮み杢」といって木目に直交してキラキラと波を打って立体的に見えるような木目をしたものがあり、それは、初めて目にされたら、「なんなんだ、どうなっているんだこれ!?」と思わされる本当に不思議な木目です。
一度、その「縮み杢」の見事な板を使って、ライティングビューローをつくったことがありますが、私自身、そんな見事な杢を見るのは初めてで、まさに「なんなんだ、どうなっているんだこれ!?」という感じでした。
ほんのちいさな端材も捨てるに忍びなく、それを取っておいたものでペンダントヘッドや、携帯ストラップなどのアクセサリーを制作しましたが、そんなちいさなものでも、この杢がハッキリと表われて、なんとも不思議な味を醸し出していました。

トチ板目写真
トチの板目
トチ写真
トチの柾目

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2006年05月01日

木工関係のブログを見つけたら淡々とリンク貼っていきます。

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なら

[ナラ/楢:ブナ科:広葉樹/環孔材]

家具の材料に使うの広葉樹の中ではかなりメジャーな存在ではないでしょうか。

私にとって、このナラの木というのは、職業技術校で鉋けずりを覚え始めたころ、初めて出会った手強い相手という想い出があります。
鉋けずりも覚え始めは、針葉樹の柾目などから、タモやセンなど広葉樹でも比較的柔らかく削りやすいもので練習するのですが、ある程度それらが削れるようになると、違う材も削ってみたくなり、端材置き場にあるいろんな材を持ってきて片っ端から削ってみはじめました。
センやタモ、ニレ、クルミなど堅木と呼ばれる広葉樹のなかでも比較的削りやすい部類の材は、材よっては多少鉋も重く感じることがあっても、それなりに削れるものでした。
そんなことで少しはできるようになったと調子に乗った私は、それまでの材とはちょっと雰囲気の違う、見た目に堅そうで、手にするとちょっと重さを感じる材を選び同じように削ってみたのでした。
するとなんだか、今までの材とちょっと違い、なかなかうまく削れないで往生しました。まさに刃が立たないとはよく云ったものです。
その時、手にしたのがこのナラの木だったのです。
覚えはじめの鉋だと刃の出も多く、鉋屑も厚くなってしまい、その分、鉋の引きの抵抗も大きくなります。
そんな状態で、このちょっと堅い木を削るのは難しい。そのうえ、逆目なんかあろうもんなら大変なことです、情けなくって削りあとを正視できません。

そんな初心を思いださせてくれるナラの木の木目のちから強い美しさは、他の木にはなかなか類を見ないと思います。欅なんかとはまた違う力強さで、例えるなら筋肉質でマッチョな感じでしょうか。

ナラ板目写真
ナラの板目
ナラ写真
ナラの柾目

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2006年04月27日

僕がweblogを始めた訳

なぜ今更、これだけブログ、Blog、Weblogというものが世にある中で、あえて始めるのか?というに意味については木の工房KAKUのwebサイト(http://www.kinokoubou.com/)にある2006年4月24日の日記をご参照いただければ、だいたいの訳をおわかりいただけることと思います。
木と木工、木のある暮らしにまつわる情報の発信だけでなく、weblogの性格と機能をいかして交換と共有ができないかと模索しています。

ブログやWebサイト、ホームページにて関連情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、トラックバックもしくはコメント覧にURLをご記入いただけますと幸いです。

また、運用方法についてアイディアやご提案などございましたら、どうぞご教授ください。

インターネットの大海原に新たに船出した小舟ですが、どうぞよろしくお願いいたします。


◆参照リンク
[diary/ふつうの木工家?のふつうの日々]: weblogと日記