ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2007年04月19日

フウタの誕生日に……

先日、長野の巨匠、谷進一郎氏から、わざわざご連絡をいただき、門真市に納品にいらっしゃるということで、
先だって4/12にお邪魔させていただいた『櫻井銘木店』でご手配された材ということもあって、もしよければ見にきませんかと、お声をお掛けくださったので、もしも、ifもなにも、これはなかなか無い機会、是非にと納品の現場へ伺わせていただく。

予定より、少し早めに大阪に入られたので、自分も時間を合わせて現地へ向かい、謎の喫茶店で、お茶をいただながら、お話をさせていただく。
自分達が『木の仕事の会』の活動をしていることにも気を掛けてくださり、このような会の中では、日本でも有数と恋いこがれている『信州木工会』の記念誌を参考にとくださったり、うちの子どもへとお菓子のお土産をくださったりと、
自分からすると、このようにお声をかけていただくことですら、すでに恐れ多いことであるのに、それにも増して恐縮しきり。

そんなところで、こんな機会を独占させていただくのも欲が過ぎるので、いつものお礼に声を掛けていた『Jクオリア』の松下さんと合流。

テーブルの納品はマンションの二階で、スタッフの方とお二人だったので、少しはお役に立たねばと、お手伝いさせていただく。
納品自体は、自分のお仕事でも、様々なパターンを経験しているが、やはり、桁がひとつ違うであろうものだけに、普段以上にまして、また違った気を使いながら。
diary070419.jpg
本当に勉強になりました。

その足で、日曜日の浜田学級の課題で使うホワイトアッシュの材を『木の仕事の会』に参加いただいている『乾材木商店』の乾社長にお願いして、南港平林の木場へ引き取りに行く。

平林の橋の角で、なぜか門真で別れたはずの松下さんとクルマで行き違い、近くで知人が製材しているからと声をかけてくれたので、それを見に少し寄り道。(スミマセン、お待たせしているのに……。)

乾社長というかたも、関西近辺の個人家具工房をほとんど顧客として細かく網羅されているといっていい程のかたで、それ故に情報も沢山お持ちで、お話につきない。

……なので帰るのが、少し遅くなったのです。
もう、10歳ですか、
ほんと、なんがかんだいってる間に、あれから10年なんですね……。

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2007年04月19日 23:59

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