ちいさな工房の毎日を綴ります。
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「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2004年06月23日

いい時期

朝から、ぼーっとしていたら、仕事明け前に来客のお約束があったのを忘れていて、近くに着かれてからご連絡をいただいて慌てテしまうという失態。(なんということだ!?)
京都で木の家を建てられている未来家工房の山川さんという女性のかたであるが、ネットでここをご覧いただいて、わざわざお越しくださったのである。(なのに失礼な!!)
いろいろお話をさせていただき、これから前向きにお仕事をさせていただく方向になった。
京都という土地は、ここ一年ぐらい月一で通うようになり、かなり馴染みができ、こういう日本的、京都的な独特の文化が色濃く残るところで仕事ができれば面白いと思っていたので、タイミング的にはかなりよかった。
最近思うのは、今って、若干生活のペースが尋常でなくなっているが、仕事をさせていただけている時期なんじゃないかとつくづく思う。
いきなり何を言い出すのかと思われてしまいそうであるが、先人の方とお話しをさせてもらうと、僕ぐらいの年齢が気力、体力等、仕事に関するバランスが一番いい時期だということはよく伺う話である。
この時期にベースをつくれるかで、その後の仕事も変わってくるそうだ。
まあ、無理をしすぎて、死んでしまっては元も子もないが、何となくそういう時期なんじゃないかと、肌身で感じることが最近多い。
とにかく、ペースを崩しすぎないにしろ、多少の無理をしてもいいんじゃないかと思う。
この時期に無理をしなくて、いつ無理をするんだという意気で、仕事をさせていただけるときに仕事をさせていただこう。
(調子に乗んなよ!!)
…確かに。
少し頭を冷やしながら、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2004年06月23日 23:59

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