ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2006年11月12日

漫遊記後編

工房の事務所でお宿をお借りした『杢工房 木楽』さんと各自クルマを走らせ、福井県あわら市から一路、滋賀県米原市の浜田工房へ向かう。
途中、工房の近くのコンビニで、工房見学と浜田学級に体験参加することになっている家具工房『日根野屋』の日根野谷クンと待ち合わせして合流。

工房に入ると、前回、教室をご一緒した若い生徒さんが今回もご一緒で、例のシェルアームチェアのコピーを制作されていて、もう既にFRPの加工は前回の授業で済んでいて、それがちゃんとシェルアームのカタチになっていて(流石)、今回はそれの成形削りだしの作業にかかり始めている。

午前中は主に、お互いにご面識の無いお二人をご案内している手前、見学のほうにご一緒させていただく。(もう何回見学してるのか……。)
浜田先生のお話は何回聞いても、その度に新しい発見があるので、何度でもいいのだ。
午後からは、日根野谷クンが道具の講義を受けている端で一緒に、おさらいも含め、前回以降、持って帰って改めて湧いてきた道具についての疑問等を質問したりする。(この調子だと毎回おさらいだな。)
自分が言われるといまいちピンとこないことも、人がやっているのを見ているとわかることもあるので、あらためて勉強になる。

折角の浜田学級ならではの課題に挑戦してみようと思って、温めているプランをご相談させていただき、次回それにかかる予定。
そしてそれを『木工会』の12月の展示会で展示してしまう一石二鳥な予定。(それはそれでいいのか!?)

ちなみに、浜田先生の南京ガンナを自作しようセミナーを近々企画しようという話の流れになっていますので、南京ガンナの調子が今一つ出せないというかた、自分で南京ガンナを仕込んでみたいというかた、是非、お楽しみに。(という自分が一番楽しみにしている。)
5人ぐらい希望者が集まれば、日程申し合わせて、工房へお伺いするというぐらいで考えてます。

そんな感じで、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2006年11月12日 23:59

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