ちいさな工房の毎日を綴ります。
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「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2006年07月30日

お盆前のお墓参り

お盆前にお墓参りを済ませに、滋賀県の蒲生郡日野町にある墓所へでかける。
正規のお盆の時期は、カミさんと子ども達が長期里帰りになるので、自分と父母で参るのがここのところ例年のパターンになっているのであるが、そろそろ子ども達もそれなりの年代になってきたので、そういうことも意識的に見せていきたいと思って、少し早いがその前にでかけることにした。(もう没後の墓守の心配か!?)
子ども達もそれぞれ、おじいちゃん、おばあちゃんの傍らでお手伝いをして、親の変わりに親孝行をしてくれ、まさに親孝行な子ども達であった。

ご先祖孝行を済ませ、気持ちもすっきりしたところで、近隣の甲賀市に、同年代リンクにも掲載させていただいている川端健夫氏の家具工房『川端カタチ・ツクリ創作所』のある菓子工房『マンマ・ミーア』を訪れる。

セルフリフォームされた古い校舎の中に奥様のつくられるお菓子の工房とカフェ、ギャラリー、家具工房が併設されていて、こういう系が好きな人とっては、すごく感じる空間になっている。
また、お仕事とライフスタイル直結型みたいなスタイルを目指される方にとっても、なんとなく理想的に感じられる在り方のようにも思える。(単に自分が羨ましがってるだけじゃないの?)
そう、こういうのやりたーい!!っていっても泉州、岸和田という響きだけで、もうイメージが……。
ロケーションも、盆地特有の地形で空も広く、風光明美なまさに田園風景で、うちの辺りの似非田園風景とはまったく似て異なる。
週末のこともあってか、すでに数台のクルマが駐車され、その中には他府県ナンバーのクルマも見受けられ、川端氏とお話ししている間にも数台の出入りが見られて、こう、なんて言うの、先走られた感がなんとも悔しい……。(嫌なことを言わないの。)
冗談(嫉妬!?)はさておき、実直そうな印象の川端氏と、雰囲気のあるいい感じの奥様とが、そのままそこの空気感にもなっている。そんな風に感じさせる本当にいい雰囲気のお店でした。
唯一、自分だけ川端氏の工房でお話しに夢中になってケーキを食べ損ねたことが悔やまれる。

あとは、ついでといっちゃ何だが、寄り道をして東大寺の大仏を見に奈良に。
自分的には法隆寺か薬師寺のほうを見たかったのであるが、子ども達への見た目のインパクトと、前々から、カミさんも見せたがっていたこともあってそんなことは言い出せない。
いずれにせよ、かえりのクルマで聞いた感想では、フウタがあっという間に奪いさられた鹿せんべいのほうが圧倒的に印象に残ったようでなんとなく微妙……。
ちなみに、東海道中膝栗毛のヤジさんが確かお尻を詰まらせた柱の穴は、ここの柱の穴だったでしょうか。確かにもう自分にもくぐれませんでした。

なにやら主題があやふやな、今日はそんなとこ。(日曜日毎に出かけてるけど、大丈夫なのか?)
……汗

投稿者 KAKU : 2006年07月30日 23:59

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