ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2006年03月29日

さあさあ

差し迫ってまいりました。

午後一に来客で、愛知の一宮市からわざわざお訪ねくださった。
この次のご依頼への宿題ということで、古民具の小火鉢を2点持ってきてくださったので拝見する。
良いケヤキを使ってつくられていたので、バラして削れば、十分良い素材になるのだが、それだとせっかくの元の使い込まれて古びた味わいを失ってしまうし、まだまだしっかりとしていたので、元のカタチをそのまま活かしながらアレンジして制作させていただくことでお話がまとまった。

で、制作のほうも進めていかないといけない。
ナラの大トロ、木取りをしようと材と向き合うが、木取りの墨は入れられても、刃物を入れるには、まだちょっと気持ちが押されている。
やらんといかんのはやまやまだが、まだ心の呼吸が整っていない。(っていうのは、言い訳で、単に逃げてるだけじゃないの!?)
うっ、痛いところをつかれたかもしれない…。
逃げたらアカン、逃げたら。ちゃんと向きあわないと。
といいつつ、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2006年03月29日 23:59

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