ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2005年04月02日

ダンス発表

地域の自治会の公園維持かなにかのイベントで、カミさんとこども達のタンバリンチーム(なんなんだタンバリンチームって!?)がダンスを披露するということで、仕事をさぼって、近所の公園で見物する。
前々から、皆で集まって練習を重ねていたようであるが、ただ、立樹が練習を嫌がってしないということで、朝からもしぶってゴネていたのを、なだめすかしていた。
地域のいろいろなクラブの皆さんの実演が済み、しんがりにいよいよタンバリンチームの登場。
お母さん達とこども達がいよいよ練習の成果を発表…本番で思った以上によくできてよかったねワイワイ!!
…といかないところが現実の辛さである。
ダンスの最中、うちの馬鹿兄弟がけんかを始めてしまった、踊れない立樹が先にちょっかいをだし、繊細なお兄ちゃんが泣き出して、カミさんのところへ駆け寄ってしまい、なんかもうフォーメーションとか始まる前に皆必死になってたのに全部台無し、周りから失笑…。
踊れないことは、ある程度予測はできていても、まさかそんな馬鹿なことはせんだろうということを、ものの見事にやってのけてくれた。
終わってから本人の顔を見ても、自分たちのやったことに対し、いまいち自責を感じていない様子に、こりゃいかんと思い、いつもよりかなりきつく叱ることにした。
嫌々でも何でも、一旦舞台に上がった以上、自分の役割を全うする責任が発生する。
うまく踊れなくても、ここで誰もそんなもん本気で期待して見てないんだから、リズムに合わせてカラダ動かしてりゃいい。
全体の流れをおかしくするようなことをしたら、それはダメ。
自分たちの愚かな行いによって、結果、他のお母さんやお友達に迷惑をかけているということは、きちんとわかっていないといけない。
ただ、こんなこと終わってからいうのもなんだが、練習してないという時点で、すでに本人にやる気がない訳で、実は本人の意向を無視してるんだから、自分のこどもだからって、そんなのどうなだめすかして舞台に上げたところで、うまくいきっこないことは明白だし、多分薄々わかっていたと思う。
お付き合いのこともあるし、なかなか難しい問題ではあるが、これは自分を含め大人も反省しないといけない。
こどもは自己満足の道具にはならないってこと、端から見ていて、きちんと関わっていなかった自分の責任もある。
羞恥心が芽生え始める反抗期の男の子がこういうことをやりたがるかどうか、同じような性格なんだからちょっと考えてあげればわかったはずなんだよね…。
そのことに関しては、こっちの責任。
これじゃ、こっちもそっちもダメダメモードである。
流れ変えないと…。今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2005年04月02日 23:59

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