ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2004年11月01日

霜月

なんだかんだしている間に11月になってるし…。
日が暮れると、クルマのウィンドウには霜。
霜月とは、いったものだ。

椅子の制作にかかろうと今回使うケヤキの板をカットしようと荒木に色鉛筆で墨を入れるが、いざカットしようとする段になると、ふとまた別のカタチが浮かんできてしまった。
しっかりした図面があってそれをカタチにするのであれば、図面になったときに踏ん切りついて加工にかかれるのだが、この手の仕事はそうはいかず、板のカタチを見れば見る程、優柔不断な故に、迷いの園へと導かれてしまう。
どっちにするか?
とにかく同じ板から思いついたので、いずれかにしかならない。
うーん、悩ましい…。
悩みだすとまた手がとまる。
うーん、そういえばホームページの更新のことなんかすっかり忘却の彼方にあった。
と、思い出すべきではないことまで、思い出してしまう。
木を切るには、道具や技術とはまた別のところで、踏ん切りと勇気と勢いというエネルギーが必要なのかもしれない。
一旦切ったらそっちに向かうしかないのだ。
うーん、ホームページの更新…。
今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2004年11月01日 23:59

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