ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2004年10月30日

番線

次の仕事にかかるのに、作業台の上を片付けているとき。
吹きガラスの試験管がひとつ残っていたので、酔狂でカコイのイコイ的一輪挿しをつくってみた。
いつもワイヤーワークに使っているのが、杭が括られてくる錆ついた番線、あれはあれであのままで味があっていいのだが、少し違った仕上げにできないかと思っていたので、ちょっと試してみた。
かといって、あまり手をかけてしまうのは本意ではないので、あくまでも味付けとしての試みではある。
番線の先端をバーナーで赤く焼き、少し叩いて表情をつけ、仕上げはいつも無塗装なので、全体を少し焼いてから蜜蝋を融かしながら塗り付けてみた。
ついでに木部にも、蜜蝋を使って仕上げてみると、
あら不思議、ちょっとだけ高級感が増したような気がするのは、単なるひいき目の自己満足か?
(そんなことはいいから、ちゃんと仕事してください!!)
すみません…。
今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2004年10月30日 23:59

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