ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2007年06月04日

『木の仕事の会』の広報活動

なにやら慌ただしく早朝から午前中を駆け抜け、

午後は、『大阪府立守口高等職業技術専門校』へ受講生の皆さまへ
『木の仕事の会』の活動のご紹介をさせていただくということで、
今春の同校修了生で、三重県でフリーの制作活動をはじめられた『木の仕事の会』事務局の津田さんとご一緒に、ご挨拶に伺う。

職業技術校なるところは、自分も平塚技校を修了して以来で、
学校が違えど、大枠雰囲気というか、そういうのは似た所がある。

熱心に課題に取り組む受講生の皆さんを拝見していると、
だんだんと、あの頃の自分達に置きかわり、
そういえば、随分ご無沙汰してしまっていると、少し懐かしむ感情が心に広がる。

実習中の貴重なお時間を頂戴して、ご挨拶と会の活動のご案内をさせていただくと、
今、これから学ばんとすることに関わることは、ひとつでもなにかを得ようという気持ちの表れか、すごく熱い眼差しが感じられた。

ここにいらっしゃる方々、それ以外にも、自分達のような制作のお仕事に関わられたいという声は、本当に良く耳にする。
それに対し、その機会の少なさというのも、ひとつの現実として、また自分達の問題としても直視していることでもある。
こういったことは、これからの我々業界の活動での大きな課題のひとつであることは、自覚しているつもりではあるし、なにかしら声に出していかなくてはならないことであると感じる。

個々の課題は全体の課題であり、全体の課題は個々の課題でもある。
我々、個々の制作者も、少し視界を広く持ち、全体を通じた個々の活動ということを少しづつでも意識に加えることで、なにかしら変化を導き出せるように思う。

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2007年06月04日 23:59

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