ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

« お昼過ぎから外出 | メイン | 新春恒例もちつきの会 »

2007年01月13日

東海地区出張

ということで、
関西の木工会の事務局メンバーの松田さんとともに、まずは『家具の音楽』の名嘉眞さんをお迎えに工房のある三重県名張へ。
お迎えついでという訳ではないが、ご自宅横に建てられた工房を見学させていただく。
限られた敷地で決して広くはない中でも、使い勝手良く工夫され、程良く整理整頓されていて、流石、職人さんの仕事場という感じ。
ああだこうだと話していると、ここで一日過ごしてしまいそうな勢いなところ、ふと我にかえり次へ向かう。

四日市インターで『木工房ろくたる』の服部さんと落ち合い、そこから工房へ案内していただく。
こちらも流石にあれだけの仕事量をこなされている仕事場という感じで、すごくリアリティーが感じられる。
服部さんも、道具に対する造詣が深くていらっしゃるので、色々と仕事に応じてアレンジされた面白い道具を見せてくださり、道具好きの名嘉眞さんの目の色が変わる。

そこから『DEVOTE』『Quali』の両工房へご案内いただく。
両工房とも、もう、かなり以前から同年代リンクに掲載させていただいて、お会いしたかった方々で、今回、初めてお目にかかることができた。

正直、余所の工房を拝見させていただくと、自分の至らなさが余計に目についてしまう。
お仕事が回っている工房というのは、なんとなく空気感の違いを感じてしまうのは、さすがに萎縮し過ぎか……。

その後、東海地区木工会の新年会に参加する。
こちらは、先日の関西の木工会の新年会と打って変わって、メンバーの年齢層が若く、その分勢いがある感じ。
お互いが、それぞれ若いなりにプロ意識を持って仕事をこなしているプライドの様なものが滲み出て、それが絡み合って良い刺激を産み出しているように感じる。

関西でも、こういうピリ辛で刺激的な集まりが持てないかな。(今度は、誰に投げ掛けているんだ!?)

帰りは、松田さんの運転で、乗って(酔って、寝て)帰るだけなので助かりました。(お二方ともありがとうございました。)
で、天王寺に着いたのは、そしてまた、夜中のおやつの時間……。
今日はそんなとこ。
(東海地区の皆さまありがとうございました、これを機にまたどうぞよろしくお願いいたします。)

投稿者 KAKU : 2007年01月13日 23:59

Trackback Pings

このエントリーのトラックバックURL:

 

■木の工房KAKU■
e-mail : kaku@kinokoubou.com
All Rights Reseved,Copyright Woodwork studio KAKU

[home >>]