ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2006年12月09日

土曜日です

午後から、堺市にある『大江畳店』のショールームへお伺いする。
先日来、ちょくちょくお話しさせていただいている畳屋さんの大江氏とお知り合いになったことで、次のお仕事で畳を使わせていただくことになるかもしれないので、その見積もりについてのお打ち合わせと、意外に身近に感じている畳ということについて知らないことが多いので、勉強も兼ねて。
畳の素材と構造にも色々あって、それを組み合わせて様々なバリエーションがうまれるらしい。
ひと言で畳といっても、伺うだけでもなかなかこれは奥深い。
それにまして、熟練の職人さんである彼の親父さんが手がけられたという、素材も製法も昔ながらという本物の畳を見せていただくと、畳一枚だけが作業台(この作業台がなんともいい感じで、これがまた制作意欲をかき立てる)に置かれているだけなのに、その何とも言えない質感と品の良さ、手触り感が、床に敷きつめられなくとも、それだけでひとつのモノとして成立しているとすら感じられる。
これまた刺激的……。
彼自身も意欲的で前向きな方で、三十前半で自分たちと近い年代のモノづくりの人との関わりから、また新しい動きが産まれそうな予感でワクワクする。

その後、出かけついでに、気にもなるので、市内まで足をのばし、『“心地いい”家具・木工展』の会場へ顔を出す。
土曜日ということもあり、守口の技校生の方が中心に在廊担当だったので、夢多き若者達に、ちょっと現実的な我ながら耳の痛くなるお話をさせていただく。
そこを目指すことが良い悪いではないし、そもそもそんな事は他人がどうこういう問題ではないというのは先日も話した通りで、思うほど簡単じゃないかもね。という現実を受け止めた上で、どう考え、そして行動に移していくのかということから、夢から目標への分岐点になるのではないかと我が事にも思ったりする。
なんて、他人の事言えた分ではありませんが……。今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2006年12月09日 23:59

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