ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

« なんとかかんとか | メイン | そして長野へ »

2006年08月18日

挫かれっぱなし

庭のケヤキのロッキングチェアを完成させ、そのままクルマで東京へ向かう。
今回の予定は、まず今夜、プロダクトデザイナーの秋田道夫氏に、ちょっと相談させていただきたいことがあるのでお会いして、その後、横浜へカミさん達を迎えにいって、翌日、その帰りの足で長野にいる友人を訪ね、また現地の木工家の方が一席設けてくださるというので、お呼ばれになって……、という、ほとんど夏休み旅行と言っていいかもしれない。
また、井本氏も埼玉のほうで用事があるということで、運転かねがね、また長野の友人というのが、彼のお姉さんのご一家なので、そんなこともあり、いつもの如くご一緒と相成っている。

そんなことで一路東京へクルマを走らせる訳であるが、最近知った情報で、伊勢湾岸自動車道を通ったほうが、名神ルートより距離が短くなるということで、そのルートを選択したつもりが、伊勢の文字ばかりが、印象深くなっており、ひと足早く分岐する伊勢自動車道に間違って入ってしまい、湾岸自動車道という割に、山の中ばかり走っていると思っていると、思いっきり伊勢内宮という表示が目に入り、そこまできてようやく間違いに気付く始末。ルート的にも同じ道を戻るしかなく、50kmショートカットする為に、約70kmを往復してしまうという情けない状況。しかも過去最長距離の迷子になってしまい、方向音痴にも程がある。

その上、道中程まできて、井本氏に連絡が入り、埼玉での用事がキャンセルになり、わざわざ辛い目見て運転する意味も殆ど無くなってしまい、もう出ばな挫かれるにも程がある。

あげく意味不明の地点で渋滞30kmにも巻き込まれ、御大とのお約束の時間に間に合わず、随分とお待たせしてしまう始末。
なんとか無事に秋田氏とはお会いでき、案件についてのお話は滞りなく進んだのが、今日は唯一の救い。
その後、飲みに連れていっていただいたはいいが、徹夜明けの向い酒が効いたのか、氏に見送っていただき、次、気付いた時には横浜みなとみらい。
土地感の無い井本氏が、よく辿り着いてくれたものであるが、時間を見ると結構紆余曲折が偲ばれて申し訳ない。
なんかもう、グダグダな今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2006年08月18日 23:59

Trackback Pings

このエントリーのトラックバックURL:

 

■木の工房KAKU■
e-mail : kaku@kinokoubou.com
All Rights Reseved,Copyright Woodwork studio KAKU

[home >>]