ちいさな工房の毎日を綴ります。
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「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2006年03月23日

仕入れ

次の仕事で使う材を仕入れに、岸和田市の材木町にある大阪の家具用広葉樹専門店二大巨頭のひとつ服部商店へ。
今回仕入れるのは、ナラの柾目の55mm厚の板。
トロで云うところ(そこは刺身でとかじゃないの?)の、上トロの塊みたいなものである。
仕上がり寸法が長手2000×妻手1000の厚みが45(すべて単位はmm)なので、それなりの量になる。
板材というのはちょうど必要分だけ都合良く買えるということはないので、それでも、歩留まりを考えながらできる限り最小限の材をピックアップしたのではあるが、前もって材積して計算していたとはいえ、でてきた納品書の金額には、この切れ長で鋭い眼光の細い目もさすがに飛びだしそうになった。
まあ、さすがに上トロだし、同じボリュームで一枚板だとすると、こんな金額には納まりようもないか。
それでも、並みの北米材広葉樹の倍以上はしてるんですけど…。

なんだかんだと言っても、こんな良い素材を使わせていただけるお仕事ができるということも幸せなことです。
今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2006年03月23日 23:59

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