ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2005年08月14日

移転パーティ

お昼から、滋賀県米原市へ出かける。
1/5の椅子で知る人ぞ知る浜田由一氏の浜田工房が、大阪府柏原市から、こちら滋賀県米原市に移転され、オープニングパーティをされるというご案内をいただき、ご挨拶がてら参加させていただいた。
しかし同じ近畿圏の滋賀県だと思って、お気軽な気持ちで出かけたのがそもそも検討違い…。
ここは地理的にはほとんど岐阜県に近いほうの滋賀県で、よくよく地図の全体像を確認せずに出かけたもので、そしてこれ、時期的にお盆の帰省ラッシュときたもんだ。
ちょっとお気軽とはいえないぐらいの時間がかかって、ようやく辿り着く。
お時間的にもすでに宴もたけなわを過ぎた頃であった。
浜田氏にお会いして、ご案内をいただいてからずっと疑問であった、どうして滋賀県に移転されたのかということを伺うと、どうやら、こちらのご出身の教え子さんがいて、その方が独立されるという話を伺い、それはまだ次期早々ではないかということで、共同で工房を持たれることにされたという、実際、わかったようなわからないようななんとなくわかったようなお答えであった。
やっぱり前の工房と同じくきれいに整理整頓されていて、こんな自分でもこういう人の元で仕事をすれば、整理整頓が身に付くのかもしれないと、この若い工房オーナーの方を、隣の畑的に羨ましく、己の雑草育ちを羨んでしまった。
生活のほうも近くの集落の古い民家を購入してご自身で改修されて、すでにこちらに移住されているので、いわば少し早めの終の住処といったところなのかも知れない。(って、勝手に決めていいのか!?)
氏のキャリアを持ってすれば、もう工房の場所がどこにあるのかということなどすでに問題でない訳で、より仕事と生活がしやすい場所に移られただけということかもしれないが、住めるようになるまでしばらく通われていたというお話も伺うと、凄いエネルギーというかバイタリティーというか、学ばされるものがある。
ちょっと遠かったが、気にかかっていた疑問が解消したこともあり、納得して帰ることができた。
それだけではないのだが、今日はそんなとこ。(なんだその思わせぶりは!?)

投稿者 KAKU : 2005年08月14日 23:59

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