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けやき

[ケヤキ/欅:ニレ科:広葉樹/環孔材]

ケヤキ並木など街中でも見かける、日本では桧、杉に並んでメジャーな木材かもしれません。
木の工房KAKUのある大阪府岸和田市は地車(だんじり)祭で有名ですが、その「だんじり」が総ケヤキ造りなのです。
岸和田市内に「だんじり」を専門でつくる工務店が数軒あり、そこの大工さんのお話では「ここ(岸和田)は日本で一番ケヤキ(それも高級な)が集まるとこなんや!」そうです。実際、工務店が利用する製材所の土場には「農林大臣賞」なんて札の貼られたびっくりするような大きなケヤキの丸太が積んであります。
実際に加工する感じは、よく云われるように硬い木ですが、硬いが故にもろいといった感もあります。(超硬鋼と似ていますね。)ちょっと切れてない刃で削ると逆目は掘るし、欠けは出るし、かといって刃の通りが悪いわけではないというなんか気難しい材です。肥えたケヤキの赤身はヤニっ気がけっこう強くて丸ノコ、トリマーなどの回転刃物で加工するときに刃にヤニがくっついて難義するときもあります。においも独特のケヤキ臭さがあります。
仕上がり感はやっぱりケヤキという品のある、紅く木目が鮮やかで重厚な感じが「本物を知るダンディー(こんな言葉使わん)な紳士」の雰囲気といったところ。
一言でいうとちょっと手強いけれどやりがいありってやつかな?(これはケヤキに限らんやろ!)

ケヤキ板目写真
ケヤキの板目
ケヤキ写真
ケヤキの柾目

■ケヤキについてのリンク
Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=ケヤキ&oldid=5096121

wood.co.jp(木の情報発信基地>世界の木材、樹木)
http://www.wood.co.jp/wood/m174.htm

府中家具工業協同組合>木材図鑑
http://www.fuchu.or.jp/~kagu/mokuzai/keyaki.htm

木と話がしたいなぁ・・・: 木と樹の話 No.3ケヤキ
http://forestfactory.cocolog-nifty.com/weblog/2005/08/no3_6d22.html

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コメント

プログ開設、おめでとうございます。
この所、仕事もまあまあ位でつづいております。
ただ、趣味の方も7年位の期間、押さえてきた事も
あったので、最近は少しずつですが、復活し始めております。
今月は、結構な量(1.8立米程)の広葉樹材を仕入れる
事も出来て、安心してプランを練られます。
KAKUさんは、相変わらずのお忙しさで、ご活躍を応援しております。

ブログ開設ですね〜 日記もRSSで書いてらっしゃるのでブログかと思っていましたが、日記は日記なんですね。(^^)
うちに頂き物の欅の塊があるのですが、どうにも臭くて食器には絶対使えないような匂いがあります。まさに脂の乗った赤身なのですが普通の欅の匂いが凝縮されたような、きつい臭いです。(笑)
更新楽しみにしております。

>cosmosさん
早速、お祝いのコメントいただきありがとうございます。
仕事ばかりより、多少なりご趣味にもお時間を持たれるぐらいのほうが、人らしくていいのではないかと思います。
それができるぐらいお仕事のほうも落ち着いてきているということで、他人事ながら、かえって喜ばしいことのようにも思います。

それにしても1.8立米というと結構な量を仕入れられましたね。
それだけの材が動くということは、同様に資金も動いているということですので、概算しただけでもなんだか羨ましいような……。(笑)
私の忙しいは、なんか無駄に忙しいだけと、周りで直接関わる方にはバレています。(笑)


>お木楽屋さん
こちらも早々にありがとうございます。
日記にも書きましたとおり自分的解釈ですが、日記とweblogは別のスタンスと捉えることにいたしました。(あくまで独断的解釈ですが……。笑)
またかえって無駄に忙しくなる状況を自らつくりました。(そういうことのひとつひとつが無駄なんですね。)
お木楽屋さんのブログからも関連記事がございましたら、またトラックバックさせてください。

こちらはしばらくは、ホームページからの記事のリライトになってしまうと思いますが……。(顔なじみの皆さまには目新しさが無くて申し訳ございません。)

トラックバック、有り難うございました。HPのリンクにも載せて頂いて。お陰でアクセス数が増えました。KAKUさんのHPは以前からときおり見させていただいてました。年齢的には近いですが、木工は全然、KAKUさんが先輩です。また何かありましたら、TB等々おねがいします。

>TAZAWAさん
わざわざご返信のコメントくださりありがとうございます。

>年齢的には近いですが、木工は全然、KAKUさんが先輩です。
この道数十年の先達からすれば、我々なんて同じ駆出し同士じゃないですか、先輩なんて全然……。(笑)

またこちらにも機会がございましたらトラックバックください。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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