ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2008年09月21日

美しい木の椅子 二日目

目覚めるとそこは……。
(先に前日の日記をお読みになられることをお薦めいたします。)

厚かましいついでに朝食までいただき、また少し話し込んで、工房も見学させていただき、ウィンザーの講習会をしていただくお約束も取り付け、村上富朗さんのお宅を後に、『Jクオリア』松下さんのお仕事の用事もあって谷進一郎さんの工房へ。

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谷さんの工房は、ご訪問させていただくのは初めてですが、写真やらなにやらでよくよく拝見しているので、普通に来たことがあるような不思議な感じ……。

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(いつも作業されている場所で恒例の記念撮影)

今日は美術館で、島崎信氏と『家具デザイン研究所』朝山隆氏より、椅子の実測の勉強会があるので、そこから谷さんもご一緒に長野市内へ移動。

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午後から、島崎氏から展示の案内をしていただけるということになったので、
自分達は、帰りの到着時間から逆算して、3時には長野を出発しようということになり、他の場所へ行くのは諦めて美術館に残ることにする。

お昼は、『工房塩津村』井崎正治さんとご一緒させていただきました。(暮らしの中の木の椅子展にまつわるお話も伺いました。)

午後からは、島崎氏のご案内で名作椅子を満喫し、まだまだ長野に気持ちを残したままタイムリミットなので、後ろ髪引かれながら帰路につく。

結局、帰りの道中も三人でずっと話していたので、寝てる時間と話を聞いている時間以外は、ほとんどの時間を話していたという……。

そのかわり、芦屋から一人になってどっと疲れがでた感じ。

兎にも角にも、長野の皆さま、お騒がせいたしました、そしてありがとうございました……。
この二日間に限らず、このところに起こる出来事の数々は、十年前の自分に、実はこんなことになってるんだよとあれこれ話しにいきたいぐらい。(まあ、素直に聞きやしないんだろうけど……)

長野の椅子三昧の二日間はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2008年09月21日 23:59

 

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