ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2008年08月26日

東京へ

庭の井本さんが「松屋銀座」で開催中の『デザイン物産展ニッポン』を観にいくのと久しぶりに東京見物に行こうということで、ついでに横浜にいるカミさん達も迎えにクルマを走らせる。

深夜割引の対象時間内に高速に入れるように超早朝に出て、そして、燃費節約の為エコノミー運転を心がける。
新名神を通って、またひとつ高速道路を制覇。

そんなこんなで、お昼前には横浜に着いて、カミさんのお姉さんのお宅のダイニングテーブルのメンテナンスに。

ここで、約2週間ぶりにカミさんと子ども達の元気そうな顔を見る。
ただ、ダイチが自分の顔を見て、誰これ??みたいになってしまったのはココだけの話……。

メンテナンスの内容は、テーブルトップと脚柱を結んでいる寄せ蟻が少しやせてテーブルがぐらついてしまうらしい。
実際に見てみると、納入時には叩き込んでいた蟻が、現状、手で押すだけで、すうっと入ってしまう。
ただし、四本ある脚のうち、一方の二本だけというのが、また……。
単純な構造にするためにセレクトした仕口であるが、シビアに追い込む程、環境の影響を受けやすくなってしまい、あらためて木の仕事の難しさを実感する。

その後、途中、港南台のイケアに寄りつつ、吉祥寺へ数年前に井本さんと施工中を見学にいった集合住宅地の庭の完成型と使われている日常を見に行く。

環八を走る途中、道路標識に仙川という文字を見つけ、折角なので少し寄り道して、安藤ストリートと秋田先生デザインの信号機との組み合わせを見に。

夕方から、『童具館』へデータベースの問題解決に寄って、
久しぶりに和久洋三先生と夕食をご一緒させていただく。

しかしながら、今、現在でも、尚、精力的で次のステップを見ていらっしゃる姿勢をお伺いすると、
この人の前では、四十になろうと、いつまでもできの悪い生徒、弟子っこのままで、
また、自分も志すものとして、常に歩み続けていく姿勢を持ち続けなければと思い知らされます。


東京一日目の今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2008年08月26日 23:59

 

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