<ロッキングチェア>

材:ケヤキ

ご事情で伐採しなくてはいけなくなったおばあさまの思い入れのあるケヤキの樹で、思い出にロッキングチェアを制作したいというお孫さんからの一通のメールからお請けさせていただくことになりました。
伐採された丸太をお引き取りに伺うところから始まり、製材、乾燥のプロセスを経て、制作に至りました。
一本の丸太から、一脚まるまるすべての部材を取ることができたのが、なによりでした。

デザインは、角柱と板材で構成し、直線と平面の美しさをストレートに印象づけるように意図し、近代デザイン等に見られる幾何学的構成を意識して、ケヤキの力強い杢目の有機的模様を際立たせています。

■木の工房KAKU■
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